2017年 09月 07日
桃は約束を守る
桃栗三年柿八年の諺通り、小さな庭に植えた桃の木の桃が漸く大きくなりました。店先に並ぶ見事な桃に比べたら小さな桃ですが、約束を守ってくれた桃には頭が下がります。
初収穫の喜びは、妻に譲りました。譲ったと言うより、先を越されたと言うのが正しいようです。そろそろ、収穫しても良い頃だと思いながら、見る度に成長する様に遠慮して見上げておりました。
どれほど立派な桃かと誤解されてはいけませんから、記念に写真を掲載して置きます。あれまあと、口を開けたまま閉じられない方が多いことでしょうが、花を眺めてから六カ月の間、待ちに待った相手でした。
ところで、初桃の味が気になります。初桃をもぎ取ったのは妻、写真を撮ったのも妻、味わったのも妻、自分は未だ食しておりません。食べた妻の感想によれば、その実は締まって甘酸っぱいとのことでしたから、自分は想像して涎を流すだけです。
栗の実よ 今度はお前と 桃が言い