2017年 05月 30日
これでもカマキリさ
昨年の皇帝ダリヤは、花を咲かせる前に台風の影響で倒れ、持ち直したかと思えば葉が縮れて黒くなり、ついに花開くことはなかった。
その幹から今年は新芽が二つ立ち上がり、花の咲かない時期の開花を期待しているが、左右に広げた葉先が欠けて、穴も開いているから尋常ではない。
屈みこんで良く見れば、そこには無数の小さなカマキリが蠢いている。彼等の腹に葉が入ったのであれば仕方ない。いずれ葉から降り、昆虫に鎌を向けることになるだろう。
そう思い記念にスマートフォンのカメラを向けたが、説明がなければカマキリには見えない筈である。かような生物多様性を維持するには、見守る側にも忍耐が必要だ。
カマキリに 新芽食べられ ダリヤ泣く