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白髪の旅ガラス

デブ猫は悲しい

 弁解に聞こえるなら心外です。自分は、好きでデブになった訳ではありません。たまたま、野良猫として訪れた先の待遇が良く、屋外で雄猫に逃げ惑うより安心な人の家に住み着くことになりました。


その結果が猫らしくないと言われても、安心と安全を重視した結果ですから、許して頂きたい。何が安全かと言えば、野良で暮らせば遭遇する雄猫の脅威が無いことです。自分は雄猫ですから、発情期なれば雌を奪い合う雄の命懸けの戦に参戦しない訳には行きません。


では、何が安心かと言えば、食うことから排泄まで、心を配る人の家に住んでいられるからです。野良で暮らしていれば、腹が減っても我慢して、餌を見付けたなら迷うことなく食う。そんな心配は、家猫になってからありません。


けれど、餌を心配しなくても済むこと、雄猫の牙から避けて暮らせること、それに餌をいつでも食べられることから、僕は丸々と太ってしまいました。軽々と塀に飛び乗れた昔が恋しい、デブ猫は複雑な気持ちです。


乗り込んだ 人の背中に 冬将軍

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by tabigarasu-iso | 2017-01-22 11:17 | 随筆 | Comments(0)