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白髪の旅ガラス

バイオコークスの時代

 地下に眠る石炭を掘り起こし、地上で燃やして蒸気機関を動かし、電気を生み出して便利に使う。その際に発生する二酸化炭素は大気中に放出して、その回収は海中のサンゴや植物に任せて来たが、彼らの回収能力を上回る二酸化炭素の放出で気候の温暖化は進む。


 石炭の替わりに木材を燃やし蒸気機関を動かせば、二酸化炭素は放出されるが再び森林に吸収されるから、大気中の二酸化炭素は増えないことなる。それも、人工的に加圧・加熱して炭素だけのコークスにすれば、石炭コークスを燃やす際に発生する二酸化炭素の放出削減が可能だ。


 原子力発電の利用が難しい状況にあって、石炭やガスを燃やして蒸気機関を回す火力発電がフル稼働している。電力の安定供給が求められる中、火力発電所では二酸化炭素を大気に放出し続けているが、燃料にバイオコークスを使えば大気中の二酸化炭素の増加はない。


 放出された二酸化炭素は植物に吸収されて森林を育て、管理された森林から木材を伐採してバイオコークスに変えて燃やす。二酸化炭素の循環サイクルの完成で継続的なエネルギー確保が可能になる。この際、木材を加圧・加熱する際に使用するエネルギーとして、再生可能な水力発電や風力発電と組み合わせれば、化石燃料を使わないエネルギーサイクルが可能だ。


炬燵から 離れられない 猫と人

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by tabigarasu-iso | 2017-01-16 09:00 | 随筆 | Comments(0)