2016年 12月 09日
生ゴミのリサイクル
燃えるゴミを回収場所に出す日、その場を決まって荒らすカラスの知恵には困ったものです。予防に網を掛けていますが、その網を端から持ち上げ、ゴミ袋の食べ残しを嘴で引き出し、不味いものは食べない。
後片付けしてくれたら良いのですが、食い散らかしたままです。清掃当番としては放っては置けず、備え付けの箒と塵取りでゴミを集め、自分の出したゴミ袋を開け、その中に何処の家のものか不明のゴミを入れました。
ふと視線を感じて見上げれば、頭上の電線には大きなカラスが一羽、自分を見下ろしています。
「何で余計なことをするんだ」
「余計ではありません。散らかしたままでは駄目じゃないか」
「ふん、知ったことか」
そんなことを考えたかどうかは不明ですが、カラスは不満そうに大きな羽音を立てて飛んで行きました。考えてみれば、食べられる物を外に置き、もったいないと食べるカラスを追い払うのは、人の自分勝手かも知れません。
猫を見て カラスが襲う 訳は有り