2016年 11月 24日
コンサルの梯子 Ⅱ
一軒目で飽き足らず、二軒目はもとより、三軒目へと飲み歩く梯子酒は、懐かしい想い出の彼方に消えそうです。今では、一軒目の酒屋ですっかり出来上がり、二軒目を目指す気力は湧きません。
それがどうしたことか、コンサルの仕事が珍しく梯子になりました。朝一番の電車で名古屋に出向き、午前のコンサルを捌いてから神戸に移動し、そこでのコンサルを終えて夜中に自宅へ。
若い頃なら当たり前の仕事ですが、老人と言われて間違いのない年になれば、少し厳しいコンサルの梯子と言えます。そんな無理しなくても良いと言われても、依頼されたならコンサルの看板を上げている限り断ることは出来ません。
サービス業ですから、依頼があれば喜んで引き受け、依頼がなければラジオに耳を傾けながら猫の腹などくすぐる。それが嫌になったなら、潔くコンサルの看板を外して爺様に専念しましょう。
名古屋駅 カレーそばに 額汗