2016年 09月 29日
楽しい終了会議
審査には、初回会議と終了会議があります。初回会議は、何を行う審査か説明します。終了会議はどんな結果であったか説明します。どちらの会議も重要ですが、審査員が一方的に説明するだけでは面白くないものです。
面白くなくても構いませんが、審査を受ける側の役に立たない説明では困ります。残念ながら、大半の会議がそのようです。なら、楽しい会議にしてみる価値は大いにあるようです。
初回会議では、審査の狙いが審査を受ける側に有益になること説明します。これで、楽しい審査が期待できます。それに審査員が応えることができれば、言葉通りに審査は楽しくなります。
さて、楽しい審査が終わって終了会議、どうしたら楽しくなるのか、審査員は頭を捻る必要があります。審査結果の説明は簡単に終えて、その内容に関して出席者の意見を求めます。
「審査に関する感想をお願いします」
「これまで3回審査を経験しましたが、全く違った審査でした」
「それは全く良くないということでしょうか」
「いいえ」
ここで、笑いと拍手が起こります。そこで、他の方にも感想を聞きます。仕上げは、事務局の方の感想です。
「次の審査、指名させて貰います」
「ありがとうございます。指名料は頂きません」
こんな終了会議、出来たら良いと思います。
金木犀 漸く香る 雨上がり