2016年 06月 14日
鉄道沿線の紫陽花
青色の紫陽花が大半で、赤色のものは少数派でした。赤色から青色に変化した結果かも知れませんが、この辺りの土壌が酸性の所為かも知れません。後者だとすれば、交通量の多い地域ですから、大気中の窒素酸化物が雨に吸収されて土壌に入り、酸性に変化したのでしょう。
紫陽花の咲き誇る狭い沿道には、カメラを手にした人が互いに道を譲りながら擦れ違い、色鮮やかな紫陽花の前では写真の順番を静かに待ちます。何処かの名所とは異なり、観る人も少なく、マナーの良い人ばかり。
それは葉の上で太陽光を浴び、体温を上げて活動準備中のトカゲにも言えるようです。物珍しくカメラを向けても逃げる様子もなく、俄に増えた人間の活動を観察しているようでした。
紫陽花を 横に見ながら 走り行く