2016年 05月 19日
夕焼け空
朝から晩まで太陽は雲の後に隠れていた日のことだから、夕陽が見られるとは予想外のことである。雲の隙間から顔を見せた夕陽は、大きな建物の壁をオレンジ色に染めた。
それは太陽が西の空に沈むまでの数分のことであり、無情にも厚い雲に遮られる。その瞬間、明るく照らされていた街は闇に埋もれた。
パソコンのキーボードに置いたままの手を想い出したが、その時の感動を忘れたくなくて、「夕焼け空」と入力しただけでパソコンを閉じる。
玄関に 出れば散歩と 思う猫 たまには仕事 言っても無理か