2016年 04月 06日
Internet of Things
モノに通信機能を持たせて遠隔計測や自動制御することで、これまでと何が異なるのでしょう。スマートフォンから冷蔵庫の中身が分かり、無駄な買い物をしなくて済みます。また、電気の使用状況が遠隔地で分かれば、無駄を省く制御で省エネになり、それをサービスとして展開することも可能になるでしょう。
昨年の4月にフロン排出抑制法が施行されました。これは業務用エアコンや冷凍庫など、代替フロンを冷媒に使用する機器から、代替フロンの漏洩がないか、簡易点検や定期点検を義務付けるものです。各地に店舗を構える事業者に取り、代替フロンの遠隔計測が出来たら、点検の合理化が進み、漏洩の予防と点検に係る費用の削減が可能になることでしょう。
こうした便利な点に対し、IoTの普及には注意しなければならない点もあります。遠隔計測、自動制御が悪用されたなら、意図しない結果が生じるかも知れません。便利の裏に潜む危険性を忘れないようにしたいものです。
上着脱ぎ 汗ばむ頭上 花は舞い