人気ブログランキング |

ブログトップ

白髪の旅ガラス

環境ISOの力量:2015

 力量とは、物事を成し遂げる能力や腕力のことです。従い、力量のある人と言えば、ある物事を成し遂げる能力や腕力のある人のことであり、資格を持つ人のことではありません。

 環境ISO:2015の求める力量の対象は、環境負荷の低減に影響を与える人や順守義務を満たす人になります。具体的には、何が環境影響として大きいのか決定する人、順守するものは何か決定する人、定めた目標の達成責任者、緊急事態対応のリーダー、内部監査員及び順守評価者であり、何れも力量のある人でなくては務まりません。

 仮に、力量のない人が順守評価者になったらどうなるでしょう。既存の法規制の要求事項が判らず、対応している内容が正しいものか判断できません。また、新規に制定された法規制の内容も把握できないまま、順守しているか否か評価することになり、目を瞑って横断歩道を渡るのと似た組織運営になるでしょう。

 内部監査員にしても、基準に照らして現実が適合しているか、目標に対して成果の上がる運用がなされているか、それぞれのギャップを明らかにして、それを埋める力量がなくてはなりません。

 環境審査員にも、従来の要求事項への妥当性審査に加え、環境パフォーマンスを向上させる有効性審査の力量が必要になります。果たして、それができるか否か期待することにしましょう。加えて、妥当性審査になれた審査先では、有効性を検証する審査員に理解を示さなくてはなりません。

              梅の花 香り漂う 散歩道
by tabigarasu-iso | 2016-03-03 22:34 | ISOマネジメント | Comments(0)