2015年 12月 20日
ラジオで高校駅伝を聞く
商売とは言え、抜いて抜かれる選手の学校名を間違うこともなく、選手の名前を言い間違えることもなく、言い淀むこともなく、あたかもシナリオを読むように伝える話術は素晴らしい。
これがテレビ放送の観戦であれば、走っている選手の姿に注目することになりますから、アナンサーの補足説明など邪魔になるかも知れません。音声を切っても、画面を観るだけで状況は分かります。
短距離走と同じ勢いで走る抜ける駅伝は、相手の顔色を窺い駆け引きするマラソンとは大違い。自分が調子を少しでも落とせば、タスキを渡す後続選手の負担が大きくなります。それでも、思い掛けない選手の活躍で予想外の優勝もあり、ラジオで聞く高校駅伝はアナウンサーの話術も加わり更に面白い。
十五人 ゴボウ抜きする 留学生