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白髪の旅ガラス

井原鉄道の夢電車

 岡山駅から伯備線に乗り換え30分余り、清音駅で井原鉄道に乗り換えれば、クラシックデザインのワンマン電車が待っていました。薄暗い中で目にした外装は派手な化粧が施され、車内は木製の椅子と内装で四人が向き合い、その真中には小さな木製のテーブルがあります。

 乗客は学生と勤め帰りの人ばかり、木製の内壁に感心する余所者は自分の他には居ないようですが構いません。床を見れば、これまた木製で、隙のない仕上げに再び感心。井原鉄道を利用する機会に恵まれた幸運に感謝するばかりです。

 やがてトンネルを潜り始め、奇妙なことに気が付きました。トンネルが曲がりくねっているではありませんか。ゆっくり大きく曲がるトンネルなら珍しくありませんが、短い距離での曲がりですから、岩盤が固かったのでしょう。

 乗車すること40分余り、目的の井原駅に到着。乗車料金820円は、距離的に安くはないでしょうが、たまたま出会った木製づくしの内装に夢を貰い、随分と得をしたような気がします。


 木製の ワンマン電車 夢載せて
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by tabigarasu-iso | 2015-10-26 09:00 | 随筆 | Comments(0)