2015年 08月 12日
カマキリの避暑
体長十数センチになったカマキリ、暑さを避けているのでしょう。いつまで経っても、貼り付いた幹から動こうとはしません。
只今、立派な鎌も幹に預けていますが、それが動き出したら何もかも切り刻みそうです。その様子が見たくて、遠くからカサリと音を立てましたが、振り向こうともしません。
人の世は、盆を控えて故郷に帰る人の移動が始まっています。カマキリの世界には、盆を迎えて帰省する習慣はありません。再び動き出し、小さな庭の何処かに卵の入った巣を作り、役目を終えたカマキリは往生することでしょう。
カマキリに 故郷何処か 訊いてみる
