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白髪の旅ガラス

利害関係はありませんが

 環境ISOの審査を行う人は、審査する組織と利害関係があってはなりません。さもないと、利害関係に流されて指摘するべきことを指摘できない可能性が生じます。

 利害関係がないとは言え、かつての仲間がコンサルした組織の審査を行う際には無関心ではいられません。
「〇〇さん、御存知ですか」
「はい。十数年前のコンサル仲間ですが」
「〇〇さんには、品質ISOのコンサルでお世話になりました」
「そうでしたか。それほど昔でしたら、利害関係はありませんので遠慮なく」
「ええ、期待します」

 そうは答えたものの、かつての仲間が提案した様式を流用している可能性もありますから、それらしき様式は確認してみます。
「組織の目標に関わる部署が不明確ですが、その理由を説明して貰えますか」
「ええ、工場の関係者なら、どの部署が担当するのか分かる目標ですから、事務局のアイデアで作成しました」
「そうでしたか」

 かように、かつての仲間が提案した様式でないことを確認しながら、慎重に審査しなければなりません。さもなければ、どんなに昔の利害関係であっても、コンサルサービスを受けた覚えのある組織は、審査員の指摘に不満が残ることでしょう。

 石垣の 上から落ちる 北の風
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by tabigarasu-iso | 2015-02-05 07:30 | ISOマネジメント | Comments(0)