2014年 10月 26日
のど自慢の狙い
音程の外れた人ばかりでは「のど自慢」になりませんから、数人は歌の上手い人を選び、聞く人が簡単に判定できるように組み合わせ、誰もが審査員の気持ちを味わえるようにしているのではないでしょうか。
参加者の「のど自慢」番組と言いながら、聞く人の「あなたが審査員」番組も主催者の狙いのようです。
「今の歌い方は真似し過ぎだね」
「自分の歌にしていないね」
「鐘が二つだね」
「これは鐘が三つ」
大抵は自分の評価した通りに鐘が鳴り、すっかり審査員の気分に浸る。これが「のど自慢」のもう一つの狙いに間違いありません。