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白髪の旅ガラス

青色発光ダイオードが行く

 発光ダイオードと言う半導体で作る表示素子でフルカラー表示を行うには、光の三原色として赤色、緑色、それに青色が必要です。ところが、青色の発光ダイオードで輝度の高い素子、つまり、明るく光るものは数年前までありません。

 明るく光らなければ遠くまで光が届きませんから、表示素子としては使い物になりません。それを実用化のレベルに引き上げた方の成果が評価され、関係者三人が揃ってノーベル物理学賞を受賞されました。

 これは、火山の噴火、大型台風の度重なる上陸など、暗いニュースが続く中、世の中を大いに明るくする話題でありましょう。自分などは、表示素子開発のセミナー企画で飯を喰っていた過去がありますから、とても黙ってはいられません。

 当時、有力な表示素子といえば、今では当たり前の液晶素子でした。発光ダイオードは、表示素子と言うよりレーザーダイオードと共に通信分野の光源として注目されていたものです。

 それが照明や表示素子として普及するようになったのも、安価で品質の高い製造技術の進展に他なりません。今回のノーベル物理学賞は、狭い国土で資源の少ない日本の進むべき道は、技術立国であることを再認識させてくれました。

 世の中の 役に立つよな 話して
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by tabigarasu-iso | 2014-10-09 09:00 | 随筆 | Comments(0)