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白髪の旅ガラス

熱帯性感染症は当然の帰結か

 代々木公園などで蚊に刺された人がデング熱という感染症に罹り、その被害は広がりを見せているようです。この感染症、本来は熱帯地方のものでしたが、それが温帯地方の日本で発生し始めたのは、気候温暖化の兆しに他なりません。

 気候温暖化は、海面上昇、砂漠化の拡大、農業資源及び水資源の枯渇、異常気象の増加、それにマラリヤなどの熱帯性感染症増加を引き起こしますと、これまで環境ISOセミナーで何度となく説明してきました。

 それでも、内陸部に住む人は海面上昇など他人事であり、砂漠化の拡大は他国のことであり、水資源の枯渇は信じられない、ましてマラリヤなど温帯地方の日本では想像もできない人が大半であったことでしょう。

 それが、代々木公園の蚊によるデング熱感染報道で身近な問題となりました。気候温暖化が進む限り避けては通れない現象ですから、その原因となる二酸化炭素の放出を抑制しながら、熱帯性感染症に罹らないよう注意する他ないようです。

 温暖化 要らぬ感染 招き入れ
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by tabigarasu-iso | 2014-09-08 00:00 | 随筆 | Comments(0)