2014年 08月 03日
眠れないホテルを替える
今年の春、そのホテルは経営者が交替したのでしょうか、内装を全面的に変更した上で、料金も大幅に高くしたのです。ところが、ホテルとして大きな欠点である喧しい全館の空調音を消すことはありません。
そのホテルを利用した翌日のこと、私の顔を見て仕事先の方がしみじみと言ったものです。
「大丈夫ですか。今日は随分と疲れているようですが」
相手に疲れが見えるようでは、サービス業の一員としていけません。その時、ホテル変更を決めたのです。
あれから数カ月、変更したホテルの窓から城は見えません。周囲に食堂は一件もなく、コンビニも近くにはありませんが、室内のエアコンは自分の意志で消すことが可能で、静かな部屋で眠ることが出来そうです。
眠れない ホテル卒業 蝉が鳴く