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白髪の旅ガラス

水中の食物連鎖

 唐の時代、鯉と豚と鴨を飼いながら米を作っていたそうです。鴨と豚の糞を肥料に池で藻類を育て、その藻を小さな鯉が食べて育ち、成長した鯉は水田に放され害虫や雑草を食べて更に育ち、その糞で田圃を肥やしてから人の食用に回されたようでした。

 この話では、鴨や豚の餌になるのは何か明らかにされていませんが、人に飼われている家畜ですから人の作った穀物で腹を満たすか、鯉を食べた人の糞で腹を満たしていたのかも知れません。

 水中の藻は、太陽光と糞の共同作用で育ちます。その藻が餌になり育った鯉を人は喰い、その糞でまた藻が育つ。こうした食糧連鎖を利用した農法は、化学薬品を使わない無農薬栽培ですが、今では少数派になっています。

 ところで、我が家の水槽には大きな金魚が二匹、金魚の餌を食べて大きくなりました。その間、糞を排泄すること凄まじく、糞で育つ筈の藻まで食べてしまい、汚れた水の入れ替えが大変な作業になっています。

 そこで、藻の数を増やし、苔や沈殿物を食べる貝も投入し、金魚の糞を全て肥料や飼料とするように工夫しましたが、伸び過ぎた藻で金魚の泳ぐ空間が少なくなり、仕方なく藻を間引きしたところ、勢力を取り戻した金魚に藻が喰われて芯だけとなり、食物連鎖は上手く行きません。

 水浄化 自然の力 借りて知る
by tabigarasu-iso | 2014-06-14 00:00 | 随筆 | Comments(0)