2014年 03月 22日
保管と保存と保持
ところが、文書管理や記録管理の現状を検証する審査員としては、些細な相違点だからと言って無視する訳には行きません。正しく、相互の相違点を理解した上で、審査先の対応が適切かどうか検証することが必要になります。
国語辞書によれば、「保存(keep)は、現状のままに維持すること」、「保管(storage)は、他人のものをあずかって、こわしたりなくしたりしないこと」、「保持(retain)は、もちつづけること」と相互の差異が分かる説明がありました。
具体的に使い分ければ、教育記録は3年間保持する、野菜は腐らないよう暗室で保存する、文書の原本は事務局で3年間保管する、そんな使い分けになるようです。青春の想い出は、いつまでも胸の奥に保持することにしましょう。