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白髪の旅ガラス

指摘事項のまとめ方

 内部監査は、監査依頼者の目的を達成することが使命です。その目的を達成するため、監査員は監査基準に従い現場が活動しているか否か検証し、評価できる点、改善が必要な点を依頼者に報告しなければなりません。

 その為には、検証した内容を指摘事項としてまとめ、監査を受けた側に事実確認することが必要ですが、改善が必要な点は見えても、何を根拠に指摘したら良いのか、また、相手に分かるようにまとめることは難しいものです。

 例えば、汚染水の緊急事態対応手順書に日常点検の状況を確認した記録を1年間保管すると定めていながら、1ヶ月分の記録しか保管されていない現場を発見した場合、指摘の根拠は何になるでしょう。日常点検の状況に問題はないとしても、緊急事態対応手順書に定めた記録の保管期間から逸脱した点が問題であり、記録の管理基準を根拠にあげる必要があります。

 ところが、多くの監査員が安易に汚染水の緊急事態対応手順書全体を指摘の根拠にしてしまう。確かに、その一部に記録の保管期間はありますが、指摘された側には緊急事態対応手順書の何処が根拠か分かりません。

 指摘事項をまとめる要点は、何が根拠で指摘したのか、監査の現場に居ない人にも文章だけを読んで分かるように記述することです。

 一年後 読んで分からぬ 文多く
by tabigarasu-iso | 2013-09-27 00:00 | コンサルサービス | Comments(0)