2013年 03月 19日
5Sの話
そこで、期待する5S目標を明らかにして、手段の統一や活動の進捗を定期的に行い、職場全体の5S管理レベルを上げる活動が重要視されています。
5Sの方向性として、「職場を奇麗にする」、「職場内から無駄な物、無駄な空間、無駄な時間を無くす」などが想定されますが、目標とする場合は到達点及び管理基準を明確にしなければなりません。
製造、物流、販売、事務、営業、病院、介護など、仕事の種類や社会性によって何が奇麗なのか、何が無駄なのか、判断基準が異なります。これを明確にした上で5S目標を設定しなければなりません。
5Sは、経営方針や経営目標、品質目標、環境目標、安全目標などを実現する手段ですから、これら方針や目標を実現する施策の一つとして5S活動を位置づけ、継続的に改善することが望まれます。
5Sの基準設定は、簡単なことではありません。奇麗なレベルを数値で表し、無駄な時間を具体的に定義することは甚だ難しい。せめて、家庭内では無駄なモノにならないようにしたいものです。
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