2013年 01月 23日
夜間授業
二時間の授業ながら休み時間も惜しんで学ぶ生徒の姿勢に心打たれ、講師としては持てる情報を惜しみなく披露した。無論、寸時も居眠りする参加者など一人も居ない。
まず、講義に先立ち参加者の要望を伺った。携わる業務も立場も異なり、講義に期待する内容も一人一人異なる。全てに応えようと顔色を見ながら話を進めれば、エネルギー消耗は激しい。
瞬く間に、腹の周囲が引き締まって行くのが分かる。八時半が迫り、最後の力を振り絞って感想を聞いてみれば、この講義を十年前に聞いて置けば良かったと言われ、嬉しいやら悲しいやら。