2013年 01月 14日
大気汚染
写真や中国を訪問した人の話によれば、視界の悪さは早朝に発生する濃霧のようです。大気中の濃霧は、いずれ太陽が上がり気温の上昇と共に消えてしまいますが、「浮遊粒子状物質」による大気汚染は、浮遊するのが水の粒子ではありませんから消えません。
ところで、中国における環境ISO導入件数は、日本の倍になります。これを導入した組織は、大半が都市部に集中していることでしょう。だとすれば、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染などを予防する環境ISOの仕組みは機能している筈です。
ただ、環境ISOの仕組みは機能していても、設備や車が古ければ排出されるガス中の大気を汚染する物質は減りません。組織の自主性に任せる環境ISOではなく、法律で規制するのが良いようです。
かように、外出が憚れる大気汚染は野放しにしながら、当局を批判する記事は積極的に弾圧し言論の自由がない国とは、お付き合いを慎重にしなければなりません。
汚れはね 人の心を 映します