2012年 08月 23日
水を飲む
気温が体温を超せば、身体から熱の伝わる先がなく、逆に外から身体へ熱が入るばかり。水分を補給すれば汗が出て、その汗が気化する時に身体の熱を奪ってくれる。
こんな当り前のことが、何かに熱中すると忘れられてしまう。炎天下でのスポーツやその応援で倒れる人は、場を弁えない熱中症で本当の熱中症になる典型的な例であろう。
ただ、家の中でも熱中症に罹る。柱に駆けた寒暖計を見れば、体温と同じ35℃の気温になった。だが、夏は暑いのが当り前と冷房も点けず、扇風機を回して汗も掻かず、喉も乾かないから水も飲まず、そんな人は熱中症になりやすい。
また、冷えた麦酒だけは暗くなるのを待って戴く人も、水分の補給が不充分であり、体内に熱が籠って熱中症で倒れる可能性が高いから、昼は水を積極的に飲むことを勧める。