2012年 04月 09日
珍しい木造三階
木造二階建ての民家を見慣れた関東人には、それが不思議な光景に映った。一人で乗車している時には、それを心に仕舞っているしかなかったが、話し相手が出来た時に聞いて見る。
「木造で三階建て、珍しくありませんか」
「はあ、そうですか」
「私の田舎では、二階建てしか見たことがありません」
「はあ」
関西出身の相手は、気の抜けた返事に終始した。これが、東西文化の差と言うものである。昨年、関東と東北地方を襲ったレベルの地震に遭遇すれば、木造三階建ては二階建てより脆いであろうが、それは口にしなかった。
咲く前か 咲いた後かと フキノトウ