2012年 01月 28日
密談予防
議事録未作成の原因究明と改善策の検討を、公文書管理担当を兼ねる副総理が要請したそうです。けれど、大震災から10ヶ月が過ぎて関係者の記憶に頼るしかありませんから、会議内容の詳細を復元することは難しい。
特に、日本民族が経験したことのない大地震、大津波、原子力発電所からの放射線漏れへと連続した震災であり、それに対処した政府要人の会議内容を記した議事録は、次の震災に備える貴重な記録になります。
まず、可能な限り議事内容を復元する応急処置が必要でしょう。それと併行して、何が原因で、どんな改善策を取るのか、公文書管理担当者の采配を拝見したいと思います。
その采配が再発防止になっていない場合、ISOマネジメント導入を政府に提案しましょう。ISOマネジメントは国際標準ですから、方針決定、目標審議決定、関係者の教育、目標の実行、目標進捗の点検、そして次年度の方針や目標の再審議へと、政府の仕組みが誰にでも見えるようになり、国際的にも日本政府の信頼性が高まります。
議事録を 取らぬ会議は 密談さ