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白髪の旅ガラス

審査後の出番

 三人の審査員の年齢を合計すると217歳になります。高齢化の進む日本では、環境ISO審査の高齢化も当り前の現象と言えるでしょう。

 とは言え、審査の場に立ち会うコンサルとしては、審査に関し何かコメントしないことには仕事になりませんから、その糸口を懸命に探るものの、現役で活躍する大先輩の姿が大きく映り、是も非もなく頷くばかりです。

 審査が終わったところで、コンサルは事務局の方に言いました。
「審査員の指摘は、皆さんが対応するのも、対応しないのも自由な案件ばかりです。個別に判断を伺った上で、具体的な策を確認しましょう」

 対応しないことも対策の一つと知り、事務局は安心したようです。
「一番目の案件は、何度説明しても納得して貰えませんでしたが」
「関連の手順書があること、審査中に説明されませんでしたね」
「ええ」
「審査員も確認しなかったようですが」
「はい」
「説明責任を果たせない側の課題は残りますが、指摘された内容は的外れですので、対応しなくても構いません」
「はあ、そうですか」
 事務局の顔は、一瞬明るくなりましたが。
「但し、他の案件は対応が必要です」
「はあ」
 見る間に、その顔は曇って慌しいことです。

 高齢の 審査員には 父映り
by tabigarasu-iso | 2012-01-27 08:48 | コンサルサービス | Comments(0)