2012年 01月 19日
偶然の一致
偶然の悪戯であろうが、昨年の1月17日の地震の後には、東日本を揺する大きな地震が3月11日に発生したから、何ともしようもないが用心するに越した事はない。
そんなことを思いながらも、揺れの納まるのを待った。その最中でも、現場の状況を確認する人、報告する人の声が聞こえる。
「設備に異常ありません」
「よし、分かった」
生産現場に異常の発生していないことが分ったところで、模擬審査を再開した。
「手順通り、落ち着いて行動されましたね」
「そうですね。責任者が真っ先に逃げるようでは、新聞沙汰ですから」
緊張の取れた会場から、笑いが起こる。これは、昨年にはないことであった。
足の先 湯船に浸けて ほっと言う