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白髪の旅ガラス

霜の降りない組織

 いよいよ霜の降る月となりました。その降る先は、あらゆる物体です。それは、表面が零度近くになり、空気中に水蒸気があれば、蒸気から水になるのを通り越し、いきなり小さな氷がその表面に出来る理屈ですから。

 霜を避けるには、物体の表面温度を零度以下にしないか、空気中の水蒸気が静かに下りるのを妨げれば宜しい。茶畑で大きな扇風機を幾つも回す奇妙な光景は、後者の例です。

 組織にも霜は降るものでしょうか。営業活動が停滞し資金繰りに詰まった組織では、組織を生かす熱い血は流れていませんから、冷え切った市場で簡単に霜が降る。

 組織の表面温度を上げれば、市場が冷えても霜は降りません。それにはどうしたら良いのか想定してみました。
 1)熱い志(目標)を持ったリーダーが存在する
 2)そのリーダーが先頭を走る
 3)社員も同じ方向へ向かう
 4)口先だけの社員は去る(コンサルは別です)

霜月に 霜の降りない 組織あり
霜の降りない組織_d0052263_8554115.jpg

by tabigarasu-iso | 2011-11-02 08:54 | コンサルサービス | Comments(0)