2011年 02月 23日
審査指摘の事例研究
当初、判り切ったことを何で今更と思っていました。けれど、他の審査機関の審査に立ち会い、審査基準の不確かなことに驚き呆れるに及び、その考えを改めています。
ただ残念なのは、審査機関や審査員により、審査の指摘内容に大きな開きがあることを、審査を受ける側に伝える機会が皆無でして、こうして呟く他にありません。
一例を示してみましょう。例えば、環境ISOの要求には、「手順を確立し、実施し、維持する」ことがあります。
ある審査員は、この文書がマニュアルに記載されていないことを不適合にします。別の審査員は、手順を関係者が理解し実施の状況が確認できれば問題なしとします。
正解は後者であり、私の所属する審査機関の見解ですから、白髪の旅ガラスの仲間が行う審査は御安心ください。
嫌だね 片手間仕事 審査受け