2010年 12月 13日
日本の水資源を狙う輩
このまま海外の投資家に森林を購入され続ければ、そこから流れ出す豊富な水の利用が、自由にならない日が来るであろう。そうなれば、日本に住みながら、海外の森林所有者に水資源供給料を支払う事態も想定される。
水の管理を軽視する国は、古来より栄えた例がない。現在の日本の政策は、海外から森林資源や食糧を輸入することに重点を置き、農業、漁業、林業を積極的に育てる政策がなく、水資源を育む森林が外国資本の手に渡ろうとも平然としている。
何と愚かなことであろう。自国の再生可能な森林資源や水資源の価値を忘れ、輸出入に専念する間に肝心な森林を失えば、国は滅びる。それを避けるには、森林を育て守る業に対し、利益を享受する国民の税金を投入する政策転換が必要であろう。
裏山も 主都会で 荒れ放題