2010年 09月 12日
犬の熱中症
良く考えてみれば、外で飼われている犬は、猛暑に耐え、飲みたい水も飲みたい時に飲めず、体毛に被われ汗も掛けませんから、体温が上がって人より熱中症に罹り易い環境で飼われていることが判ります。
それでも、病院に連れて行って貰える犬は幸せかも知れません。番犬だからと鎖に繋がれたまま、体調の悪さにも気が付いて貰えず、そのまま熱中症で倒れても、寿命だからと簡単に諦められてしまう。昔の犬は大半がそうでしたが、今の犬は家の中で飼われる場合も増え、エアコンの効いた部屋で涼しく暮らす犬も多い筈です。
それが残暑の今頃、熱中症に罹るとは水分の不足かもしれません。いったん体力が落ち始めると、水飲み場まで足を運ぶのが面倒になるようです。また、暑さで排尿に外出する機会が減っていますから、益々水が飲めなくなる。飼い主は、涼しい部屋だけで安心することなく、給水と排尿のバランスを考えなくてはいけないようです。
白鷺の 落穂拾いも 絵になって