2010年 08月 04日
間接業務の合理化
何故、間接業務の目標設定は難しいのでしょう。それは、営業の売上金額や生産の歩留まりと同じ視点で目標を設定しようとするからに他なりません。直接部門の目標達成を支援する策を練り、それを直接部門の目標進捗状況に応じて展開して行く、そんな実施計画が間接業務の目標として相応しいことでしょう。
その進捗を追い、少なくとも予定より遅れず、理想は予定日より早い仕上げ。これらの業務を合理化するには、熟練者の作業の流れと工数を標準化し、それを短縮する業務の流れを見直し、処理作業の機械化を検討する必要があります。
それには、当事者が検討しなければ意味がありませんが、時として部外者に同席して貰い意見を聞くのも宜しい。従来の流れに拘束されない部外者の意見には、合理化の鍵が数多く潜んでいるものです。
尤も、それを発見して業務に受け入れる器量が当事者になければ、当事者の見直しから着手することが必要になるでしょう。
熱帯夜 寝汗掻く人 募る夢