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白髪の旅ガラス

追われる訳

 ツバメに比べて体長が倍もあるオナガ鳥、ツバメ夫婦から攻撃されては電線に停まることもできません。そこから逃げて屋根に移っても、ツバメは鋭い鳴き声を上げながら、入れ替わり立ち代り攻撃し続けます。

 もう一羽のオナガ鳥は、遠くから眺めるだけで助けようとはしません。ツバメ夫婦が協力して攻撃するのと対照的ですから、人には言えない訳があるのでしょう。もしかしたら、攻撃されているオナガ鳥は、ツバメの雛を狙ったのかも知れません。

 時を変え、オナガ鳥の夫婦がカラスを攻撃する場面を目撃しました。身体が何倍もあるカラスを攻撃する光景は、立場を変えたツバメですから面白い。カラスの大きな嘴で反撃すれば、オナガ鳥など撃退するのは容易な筈ですが、カーと鳴いて飛び去るのは何故でしょう。

 真意は当該の鳥に聞いてみなくては判りませんが、攻撃される側の鳥が歩むべき道から外れたことは想像できます。人の道でも同じことだと言いたい所ですが、攻撃されるのは人の道から外れた人ではなく、人の道を守ろうとする人かも知れません。

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雛鳥や 声を殺して 親を待つ 
by tabigarasu-iso | 2010-07-07 07:23 | 随筆 | Comments(0)