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白髪の旅ガラス

今を生きる

 これからも命がある。誰も願っていることだが、その保証は誰もしてくれない。自分だけの世界なら、明日が判らなくても困ることはないけれど、自分を頼る存在が一つでもあれば、明日の為に何かを残す必要がある。

 残す何かは、生命を繋ぐ食糧、雨や風を避ける家、何にでも交換できる通貨、人により様々であろう。だからと言って、今を疎かに生きてはいけない。後世のことを考慮しながら、今を大切に生きる必要がある。

 多くの人は、今を耐えて将来に夢を託す。けれど、耐えている間に命が終われば、今を大切にすることは叶わない。特に、身近な人の訃報を聞いた時、そのことを痛感する。その気持が冷めない内に行動しなければならない。

 さもなければ、この世に生まれた甲斐がなかろう。これを生甲斐と言うが、ただ生きるだけでは大きな糞袋に過ぎないから、脳が喜ぶような生甲斐にしなければならない。 

 それは人により様々である。実行する際には互いを尊重することが必要だ。それが出来ない人は、この社会を離れ無人島で暮らすのが良かろう。

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新緑を 生甲斐にする 枯葉かな
by tabigarasu-iso | 2010-06-11 08:32 | 随筆 | Comments(0)