2010年 04月 15日
過ぎたるは及ばざるが如し
帰宅は遅くても十時前とし、晩酌は酒で一合とし、悩んでも解決できないことは一時間を目途に諦める。こうした細部の基準を設けても、繰り返し逸脱するのは、どうしたものでしょうか。意志が弱いと言えばそれまでですが、ISOマネジメントの手法を活かせば継続的な改善が期待できます。
そこで、妥当生活方針の策定から、それを実現する「過ぎたるは及ばざるが如しシステム」の構築手順に関し、同じ過ちを何度も繰り返す人に紹介しましょう。まずは、妥当生活方針の作成。何を生甲斐にするのか、そっと紙に書いてみましょう。公表するのもしないのも自由とすれば、意外に筆は進むものです。
方針が明確になればしめたもの。それを実現する年間目標を決め、自覚した上で実行に移るだけです。その際の鍵は、先に挙げた無理のない基準であり、外れても目標が明確ですから、さほど軌道修正は難しくありません。それに、内部監査を連れ合いに任せれば、手厳しい不適合を指摘され、システムの改善は進むことでしょう。
仕事柄 どこにも付ける 方針か