2010年 02月 26日
素晴らしい提案書
「すぐに見せてくれ」
評価は現物を見てからだが、早速に情報を送付して貰う行うことにした。
時刻は真夜中を過ぎている。その時刻に資料を求める方もまともな基準を持たないが、判りましたと応える方も似たような人種である。五分も経たない内に提案書が届いた。それに眼を通して判ったことがある。初めての人に自社の特徴を判らせる提案書の見易さであった。
ただ、セールストークに酔って印象深い言葉を使うのは良いが、それを裏付ける説明が足りない。こうすれば良いと具体的な説明を添えてメールを返した。すると忽ち返信が入り、いつまで経ってもコミュニケーションに終りはない。
翌日が休暇なら良いけれど、暦が自由にならないから眠る前に仕上げることにした。
「素晴らしい明日に備え、お休みなさい」とメールする。これで漸く今日の仕事も終りそう、そう思い枕に頭を付けたところまでの記憶はあるが、慣れぬ布団がベッドからずり落ち、冷えた身体で眼が覚めた。
年度末 組織去る人 送る花