2010年 02月 11日
建国記念の日
もともと神話は根拠が曖昧ですから、いつが建国記念の日であっても良いと思います。それより、その日を設定することで、誰に取り都合が良く、誰に都合が悪いのか、検討する日としては如何でしょうか。
その昔の今日、紀元節として祝う人とそれに反対する集会が各地にありました。どう言う訳か、祝う人は監視されませんが、反対する人は監視下に置かれます。たぶん、反体制派と看做し、平和な社会を乱す危険な分子であるから、反乱の狼煙を上げないよう見張りたいのでしょう。
単に建国記念日とはどんなものか、疑問を持った学生が集会に参加しただけであっても、先生方が会場を見張り自分の学校の生徒を発見して厳重な注意を促したのですから、思想の自由が許されない異常な時代でありました。
今は、建国記念の日が休日であることに関心はあっても、その内容に興味を示す人は少ないことでしょう。そこで、集会に参加するだけで親が呼ばれ、進学に不都合な事実が残ると脅された暗黒の時代が、最近の日本国にもあった事実を知って頂きたいのです。
その昔 進路を変えた 今日がある