2010年 01月 21日
心眼を開く時
摘発する側は、話題の政治資金が法規制に準拠したものでないとするなら、その根拠を当該の政治家を選んだ国民に知らせる情報提供が必要かと思います。捜査を進める上で公にできない情報もあるでしょうが、法規制の要求事項の何処に違反する案件か、それ位は明らかにしなければなりません。
摘発された政治家も、その理由を不当と言うだけでなく、国民に分かるように説明することが必要です。法規制によれば自らの対応方法に問題はないこと、法規制に具体的な要求事項がない場合には類似の判例を上げるなど、信頼して選んだ国民に情報を提供しなければなりません。
両者の情報を受け取る側としては、何が判断基準としてあるのか、どちらの言い分がその基準に叶っているのか、また、予算や法案を審議する政治家の捜査を進める時期として妥当なのか、偏りのない情報を選ぶ為にも、不要な情報を振るい落とす心眼を開く時かと思います。
情報の 真偽を正す 心眼か