2010年 01月 05日
援
まず営業部隊への支援ですが、過去の成功事例は決して引き合いに出しません。昔はどうで自分はどうしたとか、過ぎ去った事柄を並べても現在の案件には通用しないでしょうから。ただ、成約を急ぎ過ぎる余り相手の要望を聞き漏らす若さに対しては、「ところで」を挟んで相手の顔をもう一度見る「間の取り方」を示してあげたいと思います。
次にコンサル部隊への支援では、将来に繫がるコンサルを目指して、そこに繋げる人間関係の構築が旨く行くよう、支援先の核になる「人の悩みを聞き出せる」コンサルか否か、或るときは同行して、また或るときは電話でもって、文字には表れないボディランゲージ強化指導の徹底。こうして、ますます五月蠅い爺さんになることでしょう。
こうした願いとは別なことを考えるのが若い世代ですから、押し付ける指導は決して致しません。本人が盗みたくなるような場面を作り出し、それこそ五月蠅く付きまとわれるような白髪の旅ガラスになりたいと念じます。そして年末、「援」に込めた思いが達成できたか、振り返ることにしましょう。
書初めに 援を選んだ 訳を言い