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白髪の旅ガラス

環境ISO点検の進め方

 どうしたものか、島国に育った民族は、計画を練って突進するのは得意ですが、計画の進捗を点検するタイミングが旨くないようです。環境ISOでは、計画、実施、点検、見直しのサイクルを回しますから、そうした民族性の弱点を克服することが可能になるかも知れません。

 点検が弱いのは何故でしょう。それは、計画を作成する段階で、目標とその実施計画の決め方に問題があるようです。例えば、環境教育の改善に努めると言った定性的な目標を定め、実施計画を4月~3月まで線を引き、担当者を部門責任者に決めた場合、いつまでに、どんなレベルまで改善するのか分かりませんから、点検のしようがありません。また、生産電力を原単位で25%削減する目標であっても、設備投資の時期や運用手順の見直し時期が不明では、電力使用量の監視はできますが、施策の進捗は監視しようがない。

 こうした点検の弱点を克服するには、目標設定時に管理指標を明確にしておくことが必須になります。環境教育の改善に努めることを目標にする場合、テキストの改善、講師の力量向上、教育効果の確認、教育による現場でのパフォーマンス改善など、監視対象、実施時期、到達レベル、教育効果の確認点を、目標設定と同時に決めることが必要になるでしょう。

 環境ISOの点検で、力強い味方が内部監査です。決めたことが予定通り進捗しているのか、内部事情を良く知る仲間が確認してくれますから、要求された資料は積極的に開示しましょう。この味方は、不充分な点を見つけてくれるだけでなく、どうしたら改善できるか一緒に考えてくれますから頼もしい。そんな内部監査員でなかったら、監査員の教育レベルを上げるよう、監査側に要望されては如何でしょう。
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点検は 忘れた頃に やってくる 
Commented by 株の入門 at 2011-10-20 18:38 x
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by tabigarasu-iso | 2009-12-07 09:11 | コンサルサービス | Comments(1)