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白髪の旅ガラス

環境方針の作り方

 環境ISOは、環境管理に関する国際的な手順を定めたもの。その内容は、地球レベルで問題になっている気候の温暖化や資源の枯渇などの環境問題に対して、組織が自主的に方針を決め、それを実現する計画、実行、点検、見直しの四本柱で環境管理の仕組みを回すものです。

 1997年より環境ISOの導入支援を業としてから十数年、これまでのコンサルティングサービスの御愛顧に感謝し、これから環境ISOを手掛ける方々に向け、環境ISOの仕組みの導入に関わる諸課題について、どなたがどこから読んでも分かるよう一話完結形式で語りますので、どうぞお付き合いください。

 初めに、「環境ISOを導入する目的」について語ります。まず、社長は何を目的に環境ISOを導入するのか、実務を担当される方に説明しておかなければいけません。取引先からの要望か、それとも自主的な取り組みか。何れが動機であっても、環境ISOの導入を決めたからには、売上を伸ばすのか、コストダウンを図るのか、利益を増やすのか、「目的を見えるようにする」必要があります。
 
 見えるようにした目的は、「環境方針」として社外の誰が見ても判り易く、社員が何を目的にすれば良いのか判るよう、具体的な行動指針としてまとめなくてはなりません。環境保全に努めるとか、汚染の予防に努めると言った抽象的な表現でなく、省エネ型製品開発(従来比25%以上)とか、生産ラインの歩留まり90%以上とか、固形廃棄物発生のゼロ化とか、間接部門の目標管理の見える化とか、社長が「経営課題とする項目を具体的に記載する」必要があります。

 環境ISOは、「社長の定めた環境方針を実現するもの」ですから、経営課題を外してしまえば、導入した効果が出ないのは当たり前のことでしょう。昨今の風評で環境ISOの導入効果がないと言われるのは、「導入効果が出ないような環境方針を定めた側の責任」ですから、社長は実務者を交えて環境方針に何を盛り込むのか検討する必要があります。

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お歳暮に 届いたミカン 嬉し味
by tabigarasu-iso | 2009-12-04 12:29 | コンサルサービス | Comments(0)