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白髪の旅ガラス

 環境ISO:2015への移行期間が終了して半年余り、未だ環境ISO:2004の要求事項は満たしていたものの、環境ISO:2015を満たすとは言えない点が明らかになって来ました。

 移行審査を終えたからと言って、全ての移行が十分ではありません。例えば、どんな点が不十分かと言えば、代表的なものとして環境ISO:2015で新たに加わった6.1.4取組み計画の策定でしょう。

 ここでは、著しい環境側面、順守義務、リスク及び機会への取組みをどうするのか計画しなさいと要求し、その際に技術上の選択肢、並びに財務上、運用上及び事業上の要求事項を考慮するとしていますが、これは環境ISO:2004では環境目標を策定する際に考慮する事項でした。

 どこが具合が悪いのか。環境ISO:2015では、著しい環境側面、順守義務、リスク及び機会の取組みを環境マネジメントシステムだけでなく、他のマネジメントシステムで計画する際の考慮する事項を定め、環境目標の策定だけに絞った考慮事項ではないのです。

 では、何故、移行審査で指摘しないのか。環境ISO:2015では、著しい環境側面、順守義務、リスク及び機会に取組む環境マネジメントシステムのプロセスを要求しています。このプロセスなるものは、文書化していなくても説明出来れば良いものですから、環境目標、教育、運用、監視の何れかで扱うのか触れたら問題ありません。

 このプロセスで全く説明されない著しい環境側面、順守義務、リスク及び機会があれば、これは審査で指摘することになりますが、移行審査時に深掘りできない場合は、次の維持審査で言及することになります。かように移行審査から3年間は、こうした落し穴のフォローも審査の課題になるでしょう。


コンサルで 出会った人に 会う審査

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-18 22:04 | ISOマネジメント | Comments(0)

風呂休み

「垢で死んだ人はいねぇ」

 これは母の科白だが、確かにそうかも知れない。地球の温暖かも石油を燃やし過ぎた所為だから、たまには風呂を休むことにしよう。

 顔を洗い、歯を磨き、マウスピースを入れたら炬燵に入る。勿論、感動を与えないテレビは消して、頭に浮かぶ文字を置きに行く。その際、余り深く考えない方が良い。

ただ、出来上がった駄文を読み返し、感情に流されていないか確認する必要がある。仮にも公にする予定の文章だから、読んで頂く人の気持を心地良くするか、頷いて頂くものでなければならない。

これまで公にした文章の大半は風呂に入った後のものだから、疲れを取り除いた脳の成果であった。今宵、風呂は休み故に疲れた脳のままの成果になる。けれど、その差は余りないようで、風呂に使う省エネに貢献しただけか。


娘から 貰ったチョコの 美味いこと

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-17 11:30 | 随筆 | Comments(0)

テレビに洗脳される

 テレビ放送の無い時代には、ラジオで放送されるドラマに耳を凝らしたものです。それからテレビ放送の時代に移り、夕方になるとプロレス、鉄人28号などに夢中になったものでした。

当時のテレビは高価で観る家が限られていましたが、今では誰でも何処でも、携帯電話のディスプレイでさえもテレビ放送を観ることが出来る時代になったものの、残念なことに観たい番組が少ないようです。

天気予報にニュースを観れば、あとは興味をそそるものが余りなく、つい映画チャンネルを回してしまう。昨夜はタイムマシン、今宵はアントマンに夢中になり、かつてゴジラの姿がなかなか現れない番組に夢中になった幼い自分を想い出しています。

そのニュースにしても、親が子を殺す、有名な選手が白血病になる等、痛ましく、気の毒な事件を何度も何日も繰り返すことが多過ぎる。このままでは暗いニュースに影響され、性格もマイナス思考に歪められてしまう恐れがあります。


一億の 脳を操る テレビ消し

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-16 11:34 | 随筆 | Comments(0)

タイムマシンに乗り

「タイムマシン、本当かしら」

「さあ」

「過去、未来、どの時代に行く」

「行けるなら、未来が良い」

「どうして」

「過去は想い出せるから」

「私は過去よ」

「そうか」

「想い出せない過去を知りたいの」

「知ったところでどうする」

「まずいところを治すの」

「すると今が変わるかも」

「それもあるかしら」

「・・・」

 

         果物の 名前十まで 言えるかな

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-15 09:30 | 随筆 | Comments(0)

環境ISOでは、いきなり内外の課題を決定することが要求されます。そこで、まずは課題とは何を指すのか知ることから始めなければなりません。

課題とは、新たに設定する目標と現実を比べ、対策を必要とするギャップのことのようです。例えば、現実の歩留まりは90%ながら、次年度は93%に上げて、従業員給与のベースアップを図りたい場合、このギャップを埋めるのが「課題」であり、「対策」としては仕事の段取りを変更して目標達成することなど。

 これは内部の課題の例ですが、外部の課題としては、原油価格の上昇率を5%と見込んでいたものの、ツイッター大統領の影響で20%の上昇となる方向で、早急な製品値上げが必要になる場合、原油価格の上昇が外部の課題となります。

 ところで、内外の課題は刻々と変化するものですから、毎日の見直しが必要になるものもあるでしょう。それなのに、全ての課題を一年経っても同じとする組織が多いようです。直ぐに対策する課題、一年後に対策する課題、三年後に対策する課題の如く、内外の課題の対策は期限を明らかにしては如何でしょう。


 眠り猫 ネズミ対策 変化あり

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-14 10:00 | ISOマネジメント | Comments(0)

環境ISOとSDGs

 環境ISOが発行されたのは、今から20年前の19969月のこと。20159月には従来の著しい環境側面を管理する仕組みに加え、内外の課題を決め、利害関係者との約束も決め、リスク及び機会を環境目標に考慮するか、運用管理とするか言った大幅な改訂がなされました。この狙いは、現在及び将来の世代の人々のニーズを満たすため、環境、社会及び経済のバランスを実現することが不可欠であり、到達点として持続可能な開発を目指しています。

 一方、SDGs(持続可能な開発目標)とは、20159月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標であり、持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っているもので、開発目標に重点を置くもの。

 とは言え、持続可能な開発目標を宣誓したものの、それを実現しなければ意味がありません。そこで活用するのが環境ISOPDCAサイクルです。環境目標として持続可能な開発目標を設定すれば、実施、点検、改善のサイクルが機能して、更に第三者の審査を受ければ、信憑性が増すことでしょう。

 この際、持続可能な開発目標の設定する際の考慮する内容として、持続可能な開発目標を設定しない場合のリスク及びこれを設定した場合の機会も決定することが望まれます。また、利害関係者との約束や内外の課題にも持続可能な開発目標を加えて検討し、更に環境方針にも宣誓すると社員や外部の利害関係者への訴求力が強化されるでしょう。

環境負荷の低減を目標とする環境ISOの仕組みで、目標設定に行き詰った組織に対し、目標設定の枠組みを広げる良い機会ですから、持続可能な開発目標を検討する環境目標から始めては如何でしょう。他社では何を持続可能な開発目標としているのか調査し、自社で取組む機会と取組まないリスクを決め、取り組み易い開発目標を2年目に設定すると良いようです。さあ、行動しましょう。


継続は 力ですから ブログ党

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-13 10:00 | ISOマネジメント | Comments(0)

樅木は倒れる平成の悲劇

 「樅木は残った」と言うドラマを観たことのある人には、「樅木は倒れる平成の悲劇」と言うタイトルには違和感を持たれるかも知れません。が、本当に起きたことです。

 その場所は、我が住まいの直ぐ傍にあるふるさと館の門前のこと、大きな樅木が移植されていましたが、昨年の暴風で根元から倒れてしまいました。門の一部が下敷きになりましたが、怪我人がなかったことで大きな報道にはならなかったようです。

 大人が隠れて見えない程太い樹幹の樅の移植には、結果からして無理があったのでしょう。太くて高い樹幹を支える土中の根が、樹幹と共に四方へ成長する機会が全くなかったのです。

 その後訪れてみれば、樅木が倒れた跡に小さな苗木が植えてありました。これが大樹になるまで見届けることは叶いませんが、根を張りながら上に伸びるなら、平成の悲劇は再現しないことでしょう。


土の中 樹幹支える 根は伸びて

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-12 09:30 | 随筆 | Comments(0)

団塊の世代の党

 団塊の世代の小説を書いた方が亡くなったようです。第二次世界大戦後に生まれた子が大きくなるにつれ、学校の教室は不足し、大学は狭き門となり、会社に入っても役職に就くことが叶わない時代の小説のようでした。

 いよいよ団塊の世代は75歳と高齢化し、百歳まで生きる世代となることでしょうから、これから少なくとも25年以上、健康で意味ある人生にしなければなりません。

 その為には、衣食住に加えて生き甲斐が必要になります。ただ、組織で猛烈に働くことしか知らない世代には、定年以降に生き甲斐を見付けるのは容易なことではありません。

 それも大勢のことですから、生き甲斐を一定の方向で束ねることが出来たなら、大変な勢力になる筈です。例えば、「団塊の世代の党」でも起こしたならと考えるのは、団塊の世代の次の世代の所為でしょうか。


べに花の ふるさと館に 福寿草

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-11 11:13 | 随筆 | Comments(0)

気紛れな空模様

 何と気紛れな空模様でしょう。関東南部に積雪10㎝の予報が出たかと思えば、少しも積もることなく快晴の日を迎えることが出来ました。

 お陰で出掛けることになった近所の名所では、梅の花と蠟梅の花に見惚れ、その香りに心まで酔うことになります。

「出掛けられて良かったね」

「そう、雪が積もっていたら見られなかった花よ」

「それに大きな雛飾りも」

「見事なものね」

「大き過ぎない」

「自宅では飾る場所がないわ」

「そうよね」

 イソップ物語で食べられないブドウは酸っぱいとの寓話を聞いているようですね。大きな雛飾りを頂いたものの、飾るのに手間取り、保管場所に頭を悩ます人には羨ましい話かも知れません。


 良く冷えた 麦酒の美味い 炬燵かな

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-10 15:25 | 随筆 | Comments(0)

雪は降る

 菜の花の咲く頃なのに雪は降る

 アダモの掠れた歌声が聞こえた

 幾ら呼んでも貴方は聞こえない

切ない想い出も雪と一緒に降る

 

深々と 落ちる結晶 すぐに消え

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# by tabigarasu-iso | 2019-02-09 10:30 | | Comments(0)