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白髪の旅ガラス

 BGMで流れるクラシックギター演奏は、知らない曲ばかりだと良い。聞き覚えのある曲でも流れたら、当時の生活を想い出して手が止まる。


 手など少しくらい止まっても、誰にも迷惑は掛からない。それでも聞き惚れて、キーボードの上で手を休めたつもりが、知らぬ間にSキーを押したまま、それが何頁にもなれば修正に困る。


いっそのこと、好きな曲が流れたら、背もたれに身体を預けて、曲の中に埋没すれば良い。それが何曲も続くようなら、休憩に入り茶など飲みながら、どっぷりと昔に浸る。


 それにしても、真面目にクラシックギターの練習をしておけば良かった。自ら指先を動かし曲に浸る喜びは、プロの演奏を聞くのとは別な楽しみがある。


年の暮れ 胸に響くは ギターかな


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# by tabigarasu-iso | 2017-12-23 11:00 | 随筆 | Comments(0)

すもう道について

 いずれの生き方をするにせよ、正道を歩む限り進むべき方向があると思います。技術者であれば技術開発の道、他の者が開発した内容を参考にするまでは許されても、そっくり真似するのは許されません。


コンサルタントであれば、支援の狙いを実現する黒子に徹することが道であり、成果を自分の力のように口にしてはいけません。同じく、教師であれば生徒の能力を引き出すのが道であり、先生などと言われて反り返ってはいけないのです。


では、すもう道とは何でしょうか。互いに武器を持たず、土俵の上で品格のある戦いを行う力士の歩む道だと思います。では、土俵を離れた力士は、一般人と同様に社会のルールやマナーに従わなければなりません。


 すもうの稽古だからと言って暴力は許されず、態度が悪いと言って殴ることは社会人の道から外れます。どうしても許せない相手には、土俵の上で正々堂々と戦うことでしょう。


土俵外 睨む姿は 見苦しい



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# by tabigarasu-iso | 2017-12-22 22:30 | 随筆 | Comments(0)

 安全神話の新幹線において、検査をしたばかりの車輪の台車に大事故が予測される深刻な亀裂が見つかりました。もしも、途中停車しなければ、車両に乗車していた人は、脱線に巻き込まれて大怪我をするか、命を落としていたかも知れない。


 同じような事態が別の車両で起きる可能性はあります。これからも新幹線を利用する人は、脱線のリスクを想定しなければなりません。空飛ぶ飛行機が墜落するリスクを避けて、事故のない新幹線を利用して来た自分には悩ましい事態です。


 台車の亀裂、検査後にいきなりでしたら防ぎようがありませんが、異常音や異臭の予兆があったのに走行を続けていたようですから、関係者が安全神話に寝惚けていたと言わざるを得ません。


高速で走行する新幹線が脱線したなら、何処へ車両は飛んで行くことでしょう。安全ベルトもしない乗客は、何かに激しく打ち当り、うめきながら絶命する。そうならないよう、もう一度安全点検を徹底して貰いたいものです。


庭先で 土堀り用足す 猫笑い



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# by tabigarasu-iso | 2017-12-21 09:00 | 随筆 | Comments(0)

そっと後押し

 人は、しつこく強要されるよりも、肘で軽く突かれた方が行動し易いと言う。無理に勉強しなさいと強要するより、自分の為になるから勉強してみたらと言う方が、言われた人はその気になるようです。


 地球温暖化問題も同じこと、家庭で低炭素型ライフスタイルに転換して貰うには、ガソリン車から電気自動車へ切り替える場合の二酸化炭素の排出量がどうなるか、誰にでも判るように情報を提供し、購入価格、維持価格に関してもどちらが良いか、そっと教えてあげた方が良い。


 それは、審査時の指摘に関しても同じことです。駄目な点ばかり指摘されては改善意欲が失われ、まともに行動しようとは思いません。つまり、行動できない原因がわかっていても是正しようとはしない。


その点、良い点を見付けて更に良くすればどうなるのか、肘で軽く押してあげる指摘なら、指摘された側はその気になって更に良くなる行動に移ることでしょう。


例えば、「環境目標、業務目標と結びつくように改善されて素晴らしい。ところで、環境目標が達成された場合の評価、今のところ業績評価と連動されていないと伺いました。評価方法を改善されたなら如何でしょう」と指摘すれば、その気になって行動してくれるとは思いませんか。


居眠りに BGMは いらぬ猫

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# by tabigarasu-iso | 2017-12-20 09:00 | ISOマネジメント | Comments(0)

審査価値の向上に向けて

 審査費用の低価格化競争は、価値ある審査を行う観点から様々な問題があります。例えば、審査員の教育に審査機関が資金を投入しない結果、規格要求とは掛け離れた私見を審査基準にする審査員が現れ、審査を受ける組織が迷惑するなど。


 審査員の教育は、集めて行う教育と通信教育がありますが、後者は費用が安くて済みます。審査報告書の内容を見て、理解が怪しい場合には、アンケートと称して追試するなど、審査機関の工夫が必要になりますが。


 その教育も規格の解釈ばかりでは、審査価格の安さに負けます。価格に見合った価値の審査が出来る教育でなくてはなりません。その価値とは、地球生命体と審査を受ける組織が求めるものも含めたものになります。


 とは言え、不適合を適合にすることは厳に戒めなければなりません。規格要求事項から逸脱している場合は勿論、組織の目的から逸脱する場合も含み、審査所見は厳しくする必要があります。


 その為には、組織の目的や狙いを経営者の審査で確認して置かなければなりません。事前に関連資料を入手しオーダーメイドのチェックシート作成から、審査当日は経営者の審査でそれらを確認し、目的と実態との差が大であれば、その原因となる要素を不適合に取り上げます。


これにより、本業に関する不適合の原因究明と是正処置が進み、組織の目的達成に向けた軌道修正が可能となり、成果に対して審査費用は安いものになるでしょう。審査費用が安くても、組織が利益を上げて存続する目的に反するか、効果のない審査であれば、高い審査費用になります。


 組織の存続は営業部門の役割が重要ですが、これまで製造部門が中心の審査でした。これを改めなければなりませんが、営業を経験している審査員は少なく、重点的に審査員を教育する必要があります。現役の営業担当者を講師に招き、営業プロセスを学び、審査の価値を高めるか、営業の支援実績を持つコンサルに講師依頼するのが良いでしょう。


審査員 八十定年 嘘じゃない



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# by tabigarasu-iso | 2017-12-19 10:00 | ISOマネジメント | Comments(0)

オイ

 老いた仲間と意見交換した昨日

甥持参の日本酒に舌鼓する今日

どちらも大切なオイだと知った

どちらも楽しみなオイだと判る


 出窓から 秋の去る様 猫は見る

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# by tabigarasu-iso | 2017-12-18 09:00 | | Comments(0)

環境ISO審査員の土曜学校

 毎年、暮れになると開催される環境ISO審査員の土曜学校に出掛ける爺様の心は、仲間に会える楽しみと審査レベル向上の期待で満ちています。


人生を70年近く経験された先輩の審査で活躍されている元気な姿に触れ、己の未来を想像することは幸せであり、陥り易い審査の反省事例に触れては、己の審査に活かすことも可能になることでしょう。


ところで、審査員の中には審査の経験しかなく、審査を受ける組織の指摘がないことから、規格の理解が浅い方や偏った理解をされている方も存在します。従い、頷きながらも意見交換と称して軌道修正する楽しみも生まれることでしょう。


どうして、規格の理解が浅い方や偏った理解の方が審査員を続けられるのか不思議ですが、思うに審査を受ける組織にとっては、審査員が規格の理解など浅くても、都合の悪い指摘さえなければ良いようです。


その逆で、規格の理解が良くても、組織にとって具合の悪い指摘をする審査員の評価は悪い。こうした状況を見抜くのは、審査機関の審査計画担当者の役割ですが、規格の解釈は勿論のこと、組織のアンケートや審査員の同行による評価、それに土曜学校での意見交換の内容により、イエローカードやレッドカードを上げなければ、審査員のレベルは向上しません。


審査員のレベルが向上しなければ、組織の環境パフォーマンス向上に向けた環境ISOの仕組みの向上も難しく、環境問題の解決も難しい。してみれば、環境ISO審査員の土曜学校は、重要な役割を担っていますから、おちおち居眠りなどしていられません。


人生は 還暦過ぎて 咲く花も



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# by tabigarasu-iso | 2017-12-16 09:25 | ISOマネジメント | Comments(0)

グリーンボンドは、企業や地方自治体等がグリーンプロジェクト(環境問題の解決に資する事業)に要する資金を調達するために発行する債券と言うことですが、環境問題解決事業債権と言い換えた方が日本では分かり易い。

グリーンボンドで調達した資金は、再生可能エネルギーや省エネルギー事業へ投資したり、環境配慮型農産物の育成や農家への融資に回され、世界規模では1000億ドルの規模にまで成長している。

 ただし、誰でも簡単にグリーンボンドを発行出来る訳ではない。グリーンボンド原則に沿っているか、第三者認証機関の承認が必要とされている。債権で調達された資金が、環境問題を解決する事業ではなく、環境問題を引き起こす事業に投資されたり、個人の懐を肥やす為に回されてはいけない。

 なら、環境ISO審査員のレベルアップを目的とするグリーンボンドの発行は、如何なものであろう。組織の環境マネジメントシステム改善による環境パフォーマンス改善は、環境問題解決事業であるから、それが可能な審査員の育成に調達した資金を回したら良い。


改善の 根拠上げたら 不適合

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# by tabigarasu-iso | 2017-12-15 12:08 | ISOマネジメント | Comments(0)

 サーキュラーエコノミー(Circular Economy)と言う舌を噛みそうな言葉がある。循環型経済のことを意味するようだが、消費された製品を廃棄するだけでなく、回収し再利用することが狙いのようだ。


 それなら、日本は得意な分野である。江戸時代はサーキュラーエコノミーが当り前であった。それが、知らぬ間に大量生産、大量消費、そして大量廃棄の時代になり、資源枯渇のリスクから見直しが必要な時代になっている。


 資源が無限にあれば良いが、資源は有限で枯渇するから、無駄なく資源を使うことが求められ、製品やサービスを提供する側はサーキュラーエコノミーの視点から製品やサービスを提供しないことには生き残れない。


 資源の枯渇を抑制するには、製品の寿命を延ばすことだが、寿命が延びれば製品が売れなくなるから、製品のメーカーとしては悩むところだが、製品を売る考えからサービスを提供する考えに切り替えれば良い。


例えば、家を売る考えから、生活空間を提供するサービスに切り替えれば、家の長寿命がサービスの寿命を延ばし、利益も長く上げ続けられる。タイヤの販売から走行距離を売るサービスに切り替えた例もあるから、発想の転換が必要だ。


討ち入りの 太鼓が響く 布団中

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# by tabigarasu-iso | 2017-12-14 12:22 | 随筆 | Comments(0)

 清水寺では、2017年の漢字一文字を「北」に選んだようである。だが、北ばかり気にして生きている人は少ない。それより、病に苦しむ人は健康を願う。


 良からぬ細胞が縄張りを広げ、やむを得ず両親から貰った身体にメスを入れるような状況に遭遇すれば、覚悟を決めて手術台に上る。後は、専門家の手に己の未来を任せるしかない。


 そもそも、長年生きれば、細胞に疲れも出て来る。中には、細胞同士の共存の約束を忘れ、相手に迷惑を掛ける細胞が現れたなら放って置けない。それが国なら北になるだろう。


 人の身体なら、迷わず悪い細胞を取り除く。だが、国となると簡単には取り除けない。そこには多数の国民が生活しているから、麻酔の効いている間に病巣を取り除き、健康な国にすることは出来ないものであろうか。


酉年に 忘れた良き日 想い出し

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# by tabigarasu-iso | 2017-12-13 17:00 | 随筆 | Comments(0)