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白髪の旅ガラス

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ミサイル発射を止める策

 休戦中の隣国は、ミサイルを頻繁に発射している。先の戦いに敗れた我が国は、平和憲法のもと武力を持たず行使もしない。ただ、国連決議に違反する行為として抗議するだけである。


 幾ら抗議しても、休戦中の隣国は痛くも痒くもない。我が国の北海道の上空を通過させ、太平洋上にミサイルを落下させた。その下に我が国の漁師でも居れば、大変な事態になっていたことであろう。


 ミサイルを発射する側にも、そうしなければ自国の存続が危うくなる言い分がある。核兵器を保有する米国に対し、対抗するには核兵器しかなく、それを米国にまで届かせる為の試射は欠かせない。


 ミサイルの射程内にある我が国は、抗議の他に何を為すべきか。休戦中の隣国を支援する国に対し、支援を止めるよう依頼しながら、他の外交で解決策を見出すしかない。その一つとして、トップ同士の直接談判もある。


 いずれにしても、ミサイルを乱射する行為は許されないことだが、核兵器保有国が核兵器を持とうとする国に対し、核兵器を持ってはならないとする国際ルールには、首を傾げる。


 家猫が 蝉を捕まえ 得意顔

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by tabigarasu-iso | 2017-08-31 10:00 | 随筆 | Comments(0)

群れる馬

 「天と地と」の映画における上杉謙信と武田信玄の川中島の戦い、何という馬の数であろう。どちらが勝ったのか、引き分けたのか、負けたのか、映画を観る人の大半は、戦国武将の立ち振る舞いに注目するところだが、へそ曲がりは違った。


 馬上で長刀を勇ましく振りながら戦場に向かったものの、呆気なく敵の刃に切って捨てられ、次々に落馬して行く女騎馬兵を馬は器用に避けて行く。何と言う、目先の効く利口な馬であろうか。


 馬上で刃を合わせる武将の刃の音、何とも軽々しい。駆け巡る馬の蹄が発する轟音に比べたら、チャンチャラ可笑しくなる。音声担当者が苦労して作り上げた刃の音など、軽々と蹴散らかしてしまった。


 戦の勝敗など、歴史が示す通りで興味ない。それより、どこから集めたのか無数の馬、それを巧みに調教して騎馬戦を演じるシーンには脱帽である。同じ馬を別の角度から撮影し、数を多く見せたのかも知れないが、スピード感溢れる無数の馬の交差は圧巻であった。


 何を観る 貴方は人で 僕は馬

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by tabigarasu-iso | 2017-08-30 12:39 | 随筆 | Comments(0)

ゴキブリ退治猫

 ネズミを捕まえる機会に恵まれない家猫は、縄張り荒らしのゴキブリを見付け、ストレス解消に捕獲して弄び、終いには食べてしまうから偉い。


 今宵も玄関に下りて、スリッパでも履くつもりなのか、その周辺を嗅ぎ回っていた家猫は、ターゲットを絞り前足で稲妻の如く襲い掛かる。


 近眼で近くの物が見えない筈が、カサコソ音に的確に素早く反応し、普段は隠している爪で抑え込む。それは、昼寝ばかりしている寝坊助とは思えない俊敏なもの。


 直に止めを指せば良いのに、爪の下になったゴキブリの様子を伺う趣味があり、少し逃がして再び捕獲する。その悪趣味、主人が乗り出し仲裁するまで止めない。いやはや、ゴキブリ退治猫には困ったものだが、仕事をする偉い猫でもある。


 吾輩も ネットに載せろと 猫が言い

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by tabigarasu-iso | 2017-08-29 09:40 | 随筆 | Comments(0)

タレの少ない「うな重」

 夏らしい暑さにエアコンを利用しないと寝られない夜が数日続いて、頭の芯は曇ったままです。何となく寝不足で食欲が落ち、階段を上がる足に力が入りません。


こんな時には、うな重を食べて、身体の芯に栄養を与え、脳の働きも良くしましょうと、飛び込んだ先は京都料理の店でした。値は張りますが、元気になるなら安いものです。


瓶ビールが半分ほど空になるまで待たせ、やおら登場したうな重には、滴るほどのタレはなく、さて忘れたものかと口にしてみれば、うなぎの味に間違いありません。


御飯にもタレは殆どなく、茶碗に入れて、ネギ、海苔、ワサビを混ぜ、出汁を掛けて食べたら、ひつまぶしも楽しめる。こうした食べ方が出来るのも、タレを控えたお陰でしょう。


うな重の タレは何処かと 訊いてみる

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by tabigarasu-iso | 2017-08-28 12:20 | 随筆 | Comments(0)

 人工知能(AI)は、コンピュータで人間の知能を代替せるものです。今後、AIの普及する可能性が大きい職業として、スーパーマーケットのレジ係、レストランのコック、受付係、弁護士助手、ホテルのフロント係、ウェーター、会計士、セールスマン、保険の販売代理店員、ツアーガイド、タクシーの運転手、不動産の販売代理店員、警備員、漁師、理髪師、皿洗いなど。


 AIが普及すれば、人が不要になるか少人数で済む仕事が増えますから、新たなスキルを身に付けない人は仕事がなくなります。仕事がなければ、衣食住を確保する生活が出来ませんから、AIが普及しそうな職場では、AIでは出来ないスキルを身に付けなければなりません。


環境ISO審査員は、AIで代替が可能でしょうか。決められたことの是非だけを確認する審査なら、AIで十分です。特に、法規制の要求事項から逸脱しているか否かだけ検証する審査員は、弁護士助手に該当しますから、早々と代替されることでしょう。


AIに代替されない環境ISO審査員は、審査先の経営者、部長、課長、担当者から、業務目標を達成する上の課題を聞き出し、その課題を環境目標に設定していれば進捗状況を確認し、環境目標に設定していなければその理由を聞き出し、その後の内部監査で進捗が検証されているか確認し、経営者の見直しで課題の進捗が確認されているか確認し、それぞれ確認できていない場合、その原因がシステムに何処にあるのか指摘するスキルを持つ審査員だけです。


人工の 知能に負けない 審査員

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by tabigarasu-iso | 2017-08-27 14:50 | ISOマネジメント | Comments(0)

近江で故郷に会う

 彦根駅から徒歩1分、近江チャンポン亭に一人飯で訪れた。昭和37年の創業と言うから、56年間も多くの人に愛され続けている。


注文したのは、いつもと同じ野菜たっぷりの近江チャンポンに半チャーハンのセットだ。野菜の中のキャベツの産地は、群馬と掲示されているから、故郷のものに違いない。


出て来た近江チャンポンに入った野菜類と麺は茹で過ぎず、キャベツが口の中で何か言ったようである。

「久し振りだな」


それは空耳に違いないが、故郷のキャベツを噛みしめた瞬間、一人で旅する男の胸が熱くなるのは確かだった。


高原の 柔らかキャベツ 会う近江 


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by tabigarasu-iso | 2017-08-25 09:30 | 随筆 | Comments(0)

漫画の映画化

 このところ、流行の漫画を映画化するケースが増えているような気がする。漫画が動画になる場合と漫画を人や動物が演じる実写の場合があるが、映画化して興醒めの場合も少くない。


 著名な忍者を扱う漫画には、動画として映画化されたものと実写で映画化されたものがある。どちらも、個人的な見解だが面白くない。どうやら、想像力を働かせる原画の魅力に勝てないようだ。


 101匹のワンちゃんは、漫画を実写で再現したものだが、これは原画より面白い。愛らしい犬の所作は、原画より実写の方が観る者に訴える。昨夜もテレビで観たが、何度観ても子犬の姿は愛らしく、小悪党も憎めない。


 同じく、釣りバカ日誌も漫画を実写化したものだが、出世コースを外れたサラリーマンの趣味に生きる慎ましい喜びの演出に成功している。ただ、実写で主人公の釣りバカであった役者が、社長役が亡くなった後で社長役に座るのは如何なものか。


 久し振り 暑さが戻り 猫昼寝


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by tabigarasu-iso | 2017-08-24 11:49 | 随筆 | Comments(0)

筒抜け

 電車やバスに乗った時、携帯電話はマナーモードに設定の上通話は控えるのが宜しい。それでも、やむを得ず入った電話に出なければならない時には、デッキに移動して要件を短く静かに話さなければいけません。


 さもなければ、相手先の名前、電話の要件、対応の内容、全て手に取る様に聞こえて来ます。近くに競合他社の方でも居れば、仕事を奪われてしまうかも知れません。


 それにしても、電車などで電話を受ける人は、どうして声が大きい人ばかりでしょう。それとも、耳の聞こえが悪いのか、あるいは、受話器の位置が耳穴からずれているのか、他人に聞かせたい悪趣味の持ち主か、いずれにしても困ったものです。


自宅でも、電話で話す音量に気を付けなければ、話の内容が筒抜けになりますから、注意しなければなりません。昔ながらに電話を玄関に置く家があり、話が全て外に漏れ聞こえるのも、近所迷惑な話です。


 曇り空 恨めしそうに 桃見上げ


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by tabigarasu-iso | 2017-08-23 06:45 | 随筆 | Comments(0)

 名前は知らず、顔も見たことのない選手が素晴らしいプレーを見せてくれる高校野球、時間の許す限りテレビ観戦しています。


 懸命な姿勢、意外な結果、負けて涙する姿、勝った笑顔、同じ時代があったことの想起、贅肉など皆無の姿、坊主頭、どれもこれも観戦する動機ですが、一番は青春時代を回顧する時間の確保かも知れません。


母校の野球部は、地方大会で初戦敗退が常でした。卒業後、間違って二回戦に上がる噂は耳にしたもの、在校中にそんな間違いはなく、それで良かったのです。


何しろ50年前のこと、親の汗したお金で下宿している立場では、食べて学ぶことで持ち金は尽き、野球の応援に出向く余裕などありません。そんなことを想い出しながら、高校野球の熱戦を観ています。


 猫の背を 撫でて鳴らすか ゴロゴロと

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by tabigarasu-iso | 2017-08-21 10:30 | 随筆 | Comments(0)

蒸気機関車の匂い

 確か、2001年から開始した静岡は家山の環境ISOコンサルの往路、金谷駅から大井川鉄道の蒸気機関車に一度だけ乗ったことがある。


 トンネルに入ると、窓から石炭を燃やした煙が飛び込んだ。蒸気機関車のマニアなら喜ぶ瞬間であろうが、度を過ぎた煙の量に我慢がならず、重たい窓ガラスを閉めたものである。


 大井川の蛇行を眺めながら、家山駅まで蒸気機関車の短い旅を楽しむつもりであったが、急に車内アナウンスが鳴り響き、誰も頼みはしないのに車掌がガイドを始めた。


それで終わらず、飛び出したのが都はるみ演歌のパレードである。上手であれば手拍子もするが、誰か鐘でも鳴らして終わらせてくれないものかと願ったものだ。


こうして想い出す蒸気機関車の旅は、石炭の燃えた匂いが鼻を突き、下手な演歌に耳を襲われたことばかりである。また、若くて優秀な環境管理責任者と事務局の二人、あれから16年が経った今、何処で何をなさっていることか。


庭の桃 今も成長 梅を超す


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by tabigarasu-iso | 2017-08-20 11:30 | 随筆 | Comments(0)