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白髪の旅ガラス

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審査員の通信簿

 審査員は、審査基準に対して審査先の状況を評価します。評価の種類は、基準から大きく外れていれば不適合、次回の審査までに修正が必要な程度なら観察事項、基準には適合しているものの改善することが望まれるなら改善の機会、何れになるかは審査先との協議で決定されますが。


 審査先も審査員の評価を行います。その基準は、事前準備が適切か、専門性はあるのか、規格の理解は正しいのか、審査技術、指摘の仕方、審査態度などありますから、歯に衣を着せない評価が可能ですが。


 審査を終えて数日後、審査先から審査員の通信簿が届きました。なるほど、かような評価がなされているのかと、審査員は反省しながら次の機会に改善することになりますが。


 ところが、覚えのない項目に評価がなされている場合は首を傾げます。果たして、他の項目の評価も正しいものであろうかと。かような審査員の評価は、審査員を目の前にして行えば良いと思いますが、如何なものでしょう。


通信簿 先生評価も あれば良い

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by tabigarasu-iso | 2017-07-31 10:46 | ISOマネジメント | Comments(0)

メンバーの呟き

 環境ISO審査には、一人審査とチーム審査の二種類があります。前者は、他の審査員に気遣う必要はありませんが、後者は他の審査員に気遣わなければなりません。


同じ時間帯でチームリーダーとチームメンバーが同席する審査では、リーダーはメンバーの意見を確認しながら、審査を進める必要があります。けれど、メンバーが審査の主導権を握り、リーダーの意見を確認することは、まずありません。


リーダーがメンバーを無視して、自分の確認したいことだけで審査が終始する場合、そこに居合わせるメンバーは楽です。けれど、何の為に同席するのか、リーダーの作成した審査計画に疑問を持たざるを得ません。


リーダーの質問が難しく、被審査側が答えられずに困った状況になった場合、メンバーとしては解決策を提案したいところです。けれど、その機会を伺えないまま審査を終える無神経な進行には耐えられません。


そこで、メンバーからリーダーに提案したい。審査相手だけでなく、審査メンバーの意見を取り上げることが出来ない方は、チーム審査のリーダーは担当してはいけません。一人審査の道を選ばれた方が良いと思いますが、果たして審査相手にプラスの審査が可能か疑問は残ります。


リーダーの 力は他者を 活かすこと

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by tabigarasu-iso | 2017-07-30 18:00 | ISOマネジメント | Comments(0)

 そうめん、ひやむぎ、うどん、その違いが良く分からない一人である。流して食べるのは「そうめん」、冷やしてたべるのは「ひやむぎ」、油揚げを浮かべて煮込んで食べるのは「うどん」と理解すれば良いものか。


 麺の太さで、1.3㎜以下が「そうめん」、1.31.7㎜が「ひやむぎ」、1.7㎜以上が「うどん」と分ける場合もあるようだが、1.3㎜に近い「ひやむぎ」は、「そうめん」と間違いそうである。


はっきり差がわかるのは、「そうめん」と「うどん」であろう。「うどん」を流したところで旨く流れないから、「そうめん」とは誰も思わない。「そうめん」と「ひやむぎ」を流したなら、その差が分かる人は稀であろう。


いずれにしても、猛暑の時期に食べる冷えた「そうめん」や「ひやむぎ」は実に美味い。また汗を流しながら、熱いキツネ「うどん」やカレー「うどん」を掻き込むのも美味いものである。


ソバが言う 呼び名で差なし 俺達は

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by tabigarasu-iso | 2017-07-29 09:00 | 随筆 | Comments(0)

赤松の立ち枯れ

 長野駅から松本駅に向かう車窓には、目を癒してくれる旬の緑が山となり飛び込んで来ようとしています。


ところが、どうしたものでしょう。次々と赤松の立ち枯れが現れ、その細い樹幹の皮が剥げ落ちているように見えました。


 松くい虫の仕業ではないかと思いましたが、調べてみればそうではありません。マツノザイセンチュウという微小な生物を、マツノマダラカミキリという昆虫が健全なマツに運び、赤松を枯らしているようです。


マツノマダラカミキリは主犯ではありませんが、微小な生物を運ぶ共犯であることに間違いありません。この共犯カミキリを遠退け、微小な生物を退治しないことには、赤松の将来は危ういようです。


松くいの 虫は親の木 枯らさない

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by tabigarasu-iso | 2017-07-28 14:22 | 随筆 | Comments(0)

電波の届かない瞬間

 長野から松本に向けワイドビューしなの18号に乗って半時間余り、トンネルに突入した瞬間からパソコンにインターネット情報が入らなくなりました。


 たまたま、返信メールを送信した後でしたから、インターネット回線が切れたところで何の不都合もありません。どなたから、新たに返事を急ぐ案件でも入れば別ですが。


 電波が届かないトンネルに入った瞬間より、何ものにも監視されていない、かつては当たり前であった、自分の時間を自分の為に使える自由と言うもの、それを取り戻せた温もりを感じます。


 けれど、その時間は長くは続きません。電車が山の腹を突く抜けた瞬間、待ち構えていた電波が襲い掛かり、再び支配されて行く自分が見えました。


使うはず いつの間にやら 使われて

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by tabigarasu-iso | 2017-07-27 18:24 | 随筆 | Comments(0)

獲物の横取り

 早朝、今年に入り三度目のことでした。暑さで浅い人の眠りを覚ます、カッコウの鳴き声が響き渡ります。

 それも意味あるのか、三度目が終わる鳴き止み、四度目はありません。それに替わったのは、近くで喧しく鳴き騒ぐカラスです。

 何かを狙っているようで、電線の上から下の獲物を威嚇しながら、相手に近寄るでも離れる訳でもありません。

 もしかしたら、外で見掛ける子猫でも狙っているのでしょうか。ゴミ出し時に分かった答えは、隣家の駐車場に転がったネズミの死骸でした。母猫が子猫に与えようとした餌を、カラスが横取りしようとしたのでしょう。


カッコウの 独り舞台で 朝が開く

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by tabigarasu-iso | 2017-07-26 06:37 | 随筆 | Comments(0)

睡魔に襲われ

 暑い夜を幾夜も過ごしていると、良く寝たつもりで何となく寝不足気味になる。

 期限の迫った用事でなかった所為か、良い加減に眠りなさいと脳から指令が下りて瞼が重たい。

気が付けば涎など垂れ流して居眠り、慌てて手の甲で涎を拭いて、量の多さに周囲を見渡す。

 誰も居る筈のない自宅でも、こうした反射行為が抜けない社会的な動物とは悲しいものである。


 明り消し 虫の鳴く声 聴いてみる 

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by tabigarasu-iso | 2017-07-25 09:30 | 随筆 | Comments(0)

全体を冷やす

 エアコンを稼働させると電気が多量に必要になる。それでも熱中症に罹ってはいけないから、エアコンを稼働させた部屋に集まって人は節電生活するのだが。


全身が毛で被われた猫は、人が好む冷房の良く効いた部屋は好まないようである。また、一人でないと集中することが出来ない作業もあるから、別の部屋でエアコンを稼働させることも必要だ。


なら、家全体を冷やしたらどうだろう。全てのガラス窓を閉じ、各部屋のドアを開け放ち、二階にあるエアコンを稼働させる。すると、一部屋を冷房するより多少時間は掛かるが、冷気は二階から一階へと流れ、やがて家全体が適温に。


これも、数え切れない部屋がある家には向かない方法だが、たかが数部屋しかない我が家では、移動の度に部屋のエアコンを入り切りする電気の浪費は止め、家全体の冷房を試みることにした。


夏下冬上 二階の冷気 下冷やす

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by tabigarasu-iso | 2017-07-24 11:38 | 随筆 | Comments(0)

約束は守る

 早朝、縄張りを荒らす他所の猫が気になり、ドアの前で開けてくれと鳴くトラ猫に向け、用事が済んだら散歩に連れて行くから待っていなさいと約束したものの開いた新聞に夢中になり、暫くしてトラ猫との約束を想い出しました。


 さて、何処に隠れているのか探してみれば、壁に立て掛けた炬燵の足に頭を載せて、こちらを見ながら近寄る気配はありません。約束を守らなかった自責の念に駆られ、好物のチュルチュルをあげようと、名を呼びましたが応答しない。


 そのままにしては、再び約束を破ることになりますから、トラ猫の皿にチュルチュルを絞り出し、好きな時に食べなさいと伝えました。耳が良く聞こえ、鼻も犬に勝る猫のことですから、気分を変えて食べに来る筈です。


 案の定、知らん顔で眠った振りをしていたトラ猫は音も立てずに近寄り、これは堪らんと皿を嘗め回してから、観察する人間を見上げて幾らか強く鳴きました。

「約束は守れよ」

 そう聞こえたのは、翁の耳の所為でしょうか。


夏休み 下校知らせは 聞こえない

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by tabigarasu-iso | 2017-07-23 09:55 | 随筆 | Comments(0)

猫に水は要らない

 太陽が西に隠れる

 喉の乾いた植物が水を求めた

 長いホースを引き回す

植物に水を飲ませた

 勢い余った水は土埃を立てる

 土の喜ぶ声が聞こえた

 水をありがとう

 

 家中の猫が気付く

 外に出せよと猫撫で声で鳴いた

 ガラス越しに水をやる

 猫は慌てて逃げた

 僕は水など飲む気分になれぬ

 水を浴びた猫じゃらしが欲しい

 未練ありげに私を見た


その水を 少しくれよと トンボ寄る

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by tabigarasu-iso | 2017-07-22 10:30 | | Comments(0)