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白髪の旅ガラス

腹を立てず

 気を長くする人に巡り会って

気を長くする要点を尋ねたら

腹を立てないことだと言われ

腹を立てない要点を尋ねたら 

気を長くすることだと言われ

腹が立つのは当たり前かしら


気を長く 散歩に誘う 猫がいる

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by tabigarasu-iso | 2016-09-30 11:07 | | Comments(0)

楽しい終了会議

 審査には、初回会議と終了会議があります。初回会議は、何を行う審査か説明します。終了会議はどんな結果であったか説明します。どちらの会議も重要ですが、審査員が一方的に説明するだけでは面白くないものです。

 面白くなくても構いませんが、審査を受ける側の役に立たない説明では困ります。残念ながら、大半の会議がそのようです。なら、楽しい会議にしてみる価値は大いにあるようです。

 初回会議では、審査の狙いが審査を受ける側に有益になること説明します。これで、楽しい審査が期待できます。それに審査員が応えることができれば、言葉通りに審査は楽しくなります。

 さて、楽しい審査が終わって終了会議、どうしたら楽しくなるのか、審査員は頭を捻る必要があります。審査結果の説明は簡単に終えて、その内容に関して出席者の意見を求めます。

「審査に関する感想をお願いします」

「これまで3回審査を経験しましたが、全く違った審査でした」

「それは全く良くないということでしょうか」

「いいえ」

 ここで、笑いと拍手が起こります。そこで、他の方にも感想を聞きます。仕上げは、事務局の方の感想です。

「次の審査、指名させて貰います」

「ありがとうございます。指名料は頂きません」

 こんな終了会議、出来たら良いと思います。


金木犀 漸く香る 雨上がり

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by tabigarasu-iso | 2016-09-29 17:11 | ISOマネジメント | Comments(0)

審査計画作成の要点

 審査員は、審査要領書に従って審査計画を作成する。

審査目的は、登録審査、維持審査、更新審査で異なる。

けれど、どれも建前ばかりで本音は反映していないようである。

本音で審査計画を作成したなら、喜ぶ相手より嫌がる相手の方が多くなる。

本音で審査計画を作成するなら、審査先から本音を聞かなければならなくなる。

審査登録だけが本音の場合、審査目的は規格への妥当性審査になる。

効果を上げたいのが本音なら、審査目的はシステムの有効性審査となる。

仕事内容を反映したいのが本音なら、審査目的はシステムの適切性審査となる。

どんなに立派な審査計画でも、審査先の実態が伴わなければ空しくなる。

さて、審査計画の作成とは簡単なようで難しいものである。


彼岸過ぎ トンボ飛ばない 曇り空

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by tabigarasu-iso | 2016-09-28 07:46 | ISOマネジメント | Comments(0)

気を長く

 耳に入る嬉しい情報はすぐ忘れ

鬱陶しい内容ばかり駆け巡れば

腹の立つこと火山噴火する如く

成り掛けた直前で気を長くする


昔から 正直者は 腹を立て

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by tabigarasu-iso | 2016-09-27 07:36 | | Comments(0)

テレビとラジオを消して

 家の中を騒がしくする原因の一つは、テレビ放送である。テレビのスイッチを切れば、静かな家に驚いてしまう。

ところが、静か過ぎると落ち着かない人が居る。誰かの声が聞こえないと恐怖感に襲われ、見る必要もない番組を朝から晩まで見てしまう。

そんな人はラジオを聞いても良さそうだが、人の姿が見えないと安心することが出来ないらしい。つまり、人が傍に居なければ過ごせない淋しがり屋である。

自分も似たようなもので、静か過ぎると集中出来ない。そこで、テレビを消してラジオを点ける。人の声に包まれながら、他の雑音が聞こえない場で数時間過ごす。

ただし、絶叫型の話し振りは遠慮したい。そんな時にはラジオを消して、CDプレーヤで少し好きな音楽を聞き流す。これが、自分には一番合っている。


テレビもね ラジオもねぇと 良く話す

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by tabigarasu-iso | 2016-09-26 14:48 | 随筆 | Comments(0)

「ら」を守り抜く

 かつては間違いと言われた「ら」抜きでしたが、今では「ら」抜きが過半数を占めるようになったとかで、「ら」を入れても抜いてもよろしいような記事がありました。

 確かに、文字の使い方は時代と共に変化して行くものですから、「ら」抜きを否定するものではありませんが、本来の使い方を承知した上で抜く「ら」であって欲しいものです。

 例えば、『自宅でカラオケパーティーを開く予定ですが、来られますか』と誘われたら迷わずお邪魔したくなります。それが『自宅でカラオケパーティーを開く予定ですが、来れますか』と言われたなら、少し考えてしまうかも知れません。

 要件が伝われば、どちらでも良いとは思いますが、かつて誤りであった「ら」抜きが正解の世の中になるのは淋しい思いがしますから、今後も「ら」を守り抜く予定です。


今日も雨 いつになったら 晴れるやら

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by tabigarasu-iso | 2016-09-25 10:37 | 随筆 | Comments(0)

月下美人

 棘のない波打った昆布に似た茎から飛び出すサボテンの花、それも一晩だけ咲いて翌朝には閉じてしまう、月下美人は美人薄命の諺通りです。

 雨上がり、インターホンの音が大きく響きました。

「今晩は」

 時計を見れば丁度九時、インターホンのカメラに映し出されたのは近所の方です。安心して応対した妻の手には、この世のものとは思えない白い花が溢れていました。

麦酒を飲み、すっかり赤い顔の自分は恐る恐る妻に尋ねてみます。

「どうしたの」

「今咲いたそうで、届けてくださったの」

 夜に咲く花とは、苦労性だと思いながら花の名が浮かびません。

「何と言ったかな」

「あたしと同じ」

 

 ますます分からず黙っていると、親切な妻は教えてくれます。

「月下美人よ」

「なるほど、その名にふさわしい」

「あたしが」

「いや、花が」


 コウモリを 招く香りに 白い花

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by tabigarasu-iso | 2016-09-24 10:00 | 随筆 | Comments(0)

地下空間

 このところ話題に上る地下空間、予定外の地下空間がどうして出来たか知らないが、何度も耳にするうちに自分の過去にも地下空間を想い出す。

 その地下空間、汚染物質を閉じ込める予定の埋め土の代りに設けたものではなく、穀物や果物の鮮度を保つもので、予定通りの地下空間であった。

ただ、その利用方法が時として予定外のこと。そこに入れる予定外のものは、何度注意しても言うことを聞かない子供である。そこは児童虐待の地下空間ではなく、詫びを言えば直ぐに開放された。

話題の地下空間作りに関わった方も、素直に詫びを入れたら良い。必要のないものをどうして作ったのか、どうして長年発見されずに来たのか、その理由が分かれば再発の愚は避けられる。


母親に 叱られ入る 地下空間


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by tabigarasu-iso | 2016-09-23 17:41 | 随筆 | Comments(0)

二個所の墓参り

 朝からの雨音に恐れなし、寝床を離れない虎猫がいます。これが犬なら雨など気にせず、散歩に出掛けて用を足すことでしょう。

いつまでも続く雨に延期していた墓参り、意を決し出掛けたのは昨日のことでした。平日の道路は渋滞もなく、いつものラジオ番組に耳を傾ける間に妻の先祖が眠る菩提寺に着き、山肌の急な坂道を下り墓前に。

 簡単に墓石の清掃を終え、花を活け、線香をあげました。遅くなりましたと手を合わせから、急な登り坂を若い振りして駆け上がり、息切らして年齢を自覚します。

それで帰宅とは行かず、次は自分の先祖が眠る墓まで追い越し禁止の道を一時間余り。浅間山が遠くに見える山腹の墓は、農道が整備され車は横付けになり、花を活け、線香をあげて、遅くなりましたと同じ科白を繰り返しました。


良く来たな 子孫迎える 曼珠沙華

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by tabigarasu-iso | 2016-09-22 10:00 | 随筆 | Comments(0)

長雨だから仕方ない

 このところ秋雨前線の影響で雨ばかり、主人は布団を干す間もありゃしない。当然のことながら、吾輩の腹も濡れて毛が絡み、虫が棲みつき痒くなる。このまま雨の日が続けば、猫の腹にもカビが生えてくるかも知れない。

 そうと主人が知ったなら、報道人を集めて世にも珍しい猫の腹カビですと吹聴する。挙句の果て、たんまりと高額な出演料を報道各社から貰う営業企画でも始めるかも知れない。

 そうなれば、人見知りの激しい吾輩は困る。報道人を前に家柄の良い猫の振りして、愛想笑いの一つもしなければならないが、それが大の苦手だから、フラッシュを焚かれた瞬間に心臓が止まるかも知れない。

 それにしても、秋の長雨を止める術はないから、しばらく散歩は我慢するしかないだろう。幸い、我ら猫族には汗腺がないから、汗を掻かなくて済む。従い、腹にカビも生えることはなく、テレビ出演の可能性もない。


猫の肩 揉んであげれば 喉鳴らす


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by tabigarasu-iso | 2016-09-21 09:47 | 随筆 | Comments(0)