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白髪の旅ガラス

ゴキブリ退治する猫

 昼は寝て夜になるとじっとして居られないチビトラ、今夜も廊下を走ったかと思えば、階段を上り下りして何やら見付けたようです。

 夜風を期待し窓全開で寝たものの、それは一向に吹きません。仕方なく起き上がり廊下の照明を点けると、壁の一点を見詰める働き猫が居ました。

 先には、大きなゴキブリが静かに貼り付いています。壁には登れない猫族ですから、相手が降りて来るまで待っているのでしょう。

 新聞紙を丸めてから丸椅子に上り、思い切り叩き落とすと呆気なく落下するゴキブリ、妻の腕力には叶いません。

 成果を横取りしたと思われたくない妻、チビトラにゴキブリを見せて誉めてあげます。
「よくやった。偉いぞ」
 チビトラは、大きく喉を鳴らしました。

 我家では ゴキブリ退治 猫がして
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by tabigarasu-iso | 2015-07-31 17:30 | 随筆 | Comments(0)

 環境ISO審査には、登録審査、維持審査、更新審査の三種類があり、登録審査は、第一段階と第二段階があり、維持審査は登録審査を終えてから一年毎の審査であり、更新審査は登録審査から三年目の審査であり、組織は毎年審査を受けることになります。

 自動車の免許証と比べてみると、登録審査の第一段階は学科試験であり、第二段階は実地試験に該当しますが、毎年の維持審査は環境ISO独自のものであり、更新審査は交通安全のビデオを三十分観て済ます免許証更新より厳しく、登録審査の第二段階に近い。

 かように厳しい審査を毎年受けながら、経営に役立つ場合とそうでない場合が生じます。経営に環境ISOが役に立たない原因は、経営者の策定する環境方針の内容にあることを承知しなければなりません。

 経営方針を受けて環境方針は策定されるものですから、売上を伸ばし、経費を削減し、利益を上げる経営方針の実現に向け、環境面で何を行うのか環境方針として明確にする必要があります。

 ところが、環境方針の大半は環境負荷の低減に終始するものが多く、これでは経費の一部を削減することはできても、売上を伸ばす経営目標に環境ISOは役に立ちません。登録審査の段階で、経営に役立つ環境ISO導入を目指すなら、環境方針の内容が妥当か否か、審査員と議論することが必要になります。

 例えば、登録審査の第一段階で審査員は経営者に対し、オフィスの節電、用紙使用量の削減、一般事業系廃棄物の削減のみを盛り込んだ環境方針であれば、貴社の活動、製品、サービスが引き起こす環境影響に適切でないこと、つまり環境ISOの要求事項から逸脱するばかりか、経営に役立つ環境ISOにならないことを伝えなければなりません。

 経営の狙いに沿わない環境方針を登録審査で見逃せば、審査視点の継続性から維持審査、更新審査で改めて指摘することは難しくなります。そこで、審査員は登録審査において、環境ISO導入に関する経営者の要望を良く聞き出し、要望が環境方針の内容に反映されていない場合、環境方針に対する要求事項を満たす観点から、遠慮なく指摘しなければなりません。

 草むしり 汗を頼りに 蚊が襲う
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by tabigarasu-iso | 2015-07-30 10:00 | ISOマネジメント | Comments(0)

駒込駅の傍

 確か、駒込駅を降りたのは今回で四度目になる。仕事を終え、誘われた飲み会の店はJR駒込駅を出て右手に一軒あり、左に出て線路沿いの坂道を下ったところにも飲みに来た覚えあり。

 わざわざ別の駅から乗り込んで来た記憶があるから、駒込駅近くは気楽に飲める店が多いようである。とは言え、今回の訪問は飲み会ではなく、見覚えのある暖簾を潜ることは残念ながらできなかった。

 確か、訪問先は駅から歩いて二分と掛からない場所にある筈である。翌日に備え、事前に確認しようと夕方七時過ぎに出掛けた。地図にはZ状の通りが書かれていたが、そんな通りはない。もしや、それが階段だとしたら右手にある。思い切り階段を上り、その先の通りを進んだ。

 薄暗い通りの両側は、マンションと戸建ての住宅街である。表札を確かめる姿は、実に怪しい。警察に通報されても仕方がないと思って反対の側を振り向くと、訪問先の表札があった。

「ありましたね」
「良かったですね」
 額から汗を流しながら、爺様二人は喜びを分かち合ったものである。

 駒込に 階段上がる 通りあり
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by tabigarasu-iso | 2015-07-29 12:12 | 随筆 | Comments(0)

命とは

 子供の夏休みと共にラジオ放送で開始される「こども科学相談室」を楽しみに聴いております。特に楽しいのは、回答者が質問者の分かる言葉で話そうとして適切な言葉が見付からない時でしょうか。

 難しい質問に難しく答える方が簡単かも知れません。時には、相手を煙に巻く詭弁も可能でしょうが、その相手が分からない言葉で説明したのでは、電話口の子供は黙ったままです。

「命とは何ですか」
 この質問への回答者に選ばれた方は、正直に答えました。
「大人の私でも良く分からないので、未だに考えています」
 これでは、誰も満足できませんから、その後で人間とロボットの違いで命を説明してくれます。
「お肉やお魚を食べて、身体の養分にして子孫を遺すのが命なの。ロボットでは、それができませんね」

 質問を寄せた小学生は、説明者の分かりましたかの問いに良く分かりましたと答えました。正直に良く分からないと前置きした回答者の言葉は、子供ばかりか還暦を過ぎた老人にも心地良く、例え話も適切でしたね。

 命とは 過去と未来を 繋ぐもの
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by tabigarasu-iso | 2015-07-28 17:20 | 随筆 | Comments(0)

相性の悪い猫も居る

 母親は同じトラ猫でも父親が異なる所為か、育った環境が違う所為か、それとも半年の年齢差の所為か、我が家のチビトラとグレーの相性は良くないようです。

 人の見ている前では仲良く遊び、食べて排泄していますが、人の寝静まった頃から階段を駆け下り駆け上る追い掛けっこが始まり、やがて小柄なグレーの鳴き声は甘えから威嚇の声に変わる。

 それがいつまでも収まらない時は、起きて仲裁に入らなければなりませんが、大抵は暫くすると静かになりますから、猫の世界でも喧嘩するほど仲が良いと考えておりましたが、どうやらそうでもなさそうです。

 早朝、枕元に座り私の目覚めを待つのは、腹を空かせたチビトラの役目ですが、同じく腹を空かせているグレーは遠くに居て近寄りません。二匹に差別なく声を掛けてから食餌を与えるものの、腹を満たした二匹は昨夜とは打って変わり、一階と二階に別れたまま、決して近寄ろうとはしないのです。

 水の中 涼しい顔の 金魚見て
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by tabigarasu-iso | 2015-07-27 12:00 | 随筆 | Comments(0)

GSを聴きながら

 懐かしいGS(グループサウンズ)の歌がラジオから流れています。それほど急ぐ用事もありませんから、キーボードを触る人差し指は暫く休み。顎に手を当て、当時を想い出しながら聴いていました。

 なるほど、歌は上手と言うより、心に訴えるものが多いようです。聴く側の想い出が重なる所為もあるのでしょうが、半世紀経た今でも心に響きます。歌詞を覚えている曲が流れると、堪らずに歌ってしまう。

 GS紹介の番組は、あっと言う間に終わりました。すると力が抜けて、猛暑の今を思い出します。空では雷が鳴り響き、竜巻注意報も出されました。いつまでも想い出に浸っている時ではないようです。

 それでも、荒れ狂う雷を止める訳にも行きません。まして、竜巻の発生を抑えることも無理です。そうかと言って、急ぐ仕事もありませんから、クラシックギターでも掻き鳴らしてみましょうか。

 ヒマワリも 暑さに負けて 頭垂れ
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by tabigarasu-iso | 2015-07-26 09:00 | 随筆 | Comments(0)

キャベツ村の夢も叶う

 夢を持っていればいつか叶う
 夢を持っていなければ叶わず
 昔から皆が口を揃えて言った
 油井宇宙飛行士もそう言った
 レタス村で育ったそうだから
 キャベツ村で育った人の夢も
 見続けていればいつか叶うよ


 レタス村 キャベツ村にも 夢与え
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by tabigarasu-iso | 2015-07-24 10:00 | | Comments(0)

進化する掃除機

 掃除機で大きなゴミを吸い取ってから、水で濡らした雑巾で床を拭く。仕上がりは上々で、暫くは床が輝いて見える。そこを裸足で歩くと、足の裏が昔を想い出したようで心地良い。

 どうした訳か、それほど使い込んでいない掃除機が異常な音を上げる。溜まったゴミを取り除き、フィルターも水洗いしたが、依然として異常音は止まらない。

 仕方なく、テレビショッピングで新しい掃除機を注文した。古い掃除機の下取り金額が一万円であったから、新しい掃除機を受け取った際、三十年前の掃除機を一つ持ち帰って貰う。

 箱から出して取扱い説明書に目を通してから、早速、新しい掃除機を使ってみた。音は静かで、埃の溜まる様子も良く見える。布団の埃も吸える備品があり、暗闇を照らすLEDランプにも感心した。掃除機も進化したものである。

 草の下 何があるのか 草に聞く
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by tabigarasu-iso | 2015-07-23 15:00 | 随筆 | Comments(0)

監査員の資質

 大手企業の不適切な会計操作に関して、内外の監査は機能していないことが判明しました。内部の監査は、内部の人間が行う監査基準と実態との差を検証するものですから、その差が分かっても同じ組織人として見て見ぬふりをするのは人情かも知れません。

 内部監査に対し、外部の監査は組織の外部の人間が行うものですから、人情に浸る必要性もなく、客観的な検証が期待されています。そうでなくては、外部の専門機関に監査を依頼する意味がありません。

 それでも、内部及び外部の監査機能が両方とも働かなかった理由は何故でしょう。どうやら、監査員の資質に問題があるようです。監査に関する国際標準には、監査員への要望を定めていますから、監査員に適した資質を探ってみましょう。

『論理的である。すなわち、公正である、信用できる、誠実である、正直である、そして分別がある。』と言う要望に対し、不適切な会計操作は論理的ではありませんから、それを見抜いたなら正直に不適合を指摘する資質が求められます。

『観察力がある。すなわち、物理的な周囲の状況及び活動を積極的に観察する。』と言う要望は、先送りした赤字を追い掛け続ける観察力に他なりません。この資質がなければ、そもそも監査には向かないのです。

『不屈の精神をもって行動する。すなわち、その行動が、ときには受け入れられず、意見の相違又は対立をもたらすことがあっても、進んで責任をもち、論理的に行動することができる。』と言う要望は、不適切な会計操作を経営陣が暗黙の内に強いる組織においては、もっとも必要な資質ではないでしょうか。

 自浄作用が働くよう監査の仕組みをどんなに改善しても、監査を行う人間の資質に問題があれば、その機能は働きません。とは言え、望ましい資質を全て備えた人間はいませんから、論理的であり、観察力があり、不屈の精神ありなどの資質を持った監査チーム編成で臨むのが良いようです。

 不適切 会計操作は 犯罪さ
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by tabigarasu-iso | 2015-07-22 09:00 | ISOマネジメント | Comments(0)

虫戦

 予想外に大きく成長したヒマワリの花、台風の影響を道端でまともに受けて、右に左に揺すられながらも折れることもなく、その頂に大輪の花を咲かせてくれました。

 大輪の中を良く見れば、小さなカマキリが居座り、その指先で何やら調理しています。色の配分から推し測り、ミツバチの身体に違いありません。花の芯に頭を差し込み、蜜を吸い上げている最中に捕捉されたものでしょう。

 その光景をカメラに納めましたが、まさか、ヒマワリの花畑でカマキリがミツバチを捕捉して切り刻み団子にしている最中だとは、大きく拡大してみなければ誰にも分かりません。

「ヒマワリの花、カマキリが載っているよ」
「ええ、カマキリは昨日も居たわ」
「すると、良い狩場だな」
「何のこと」
「知らないの」
「何を」
「カマキリの狩り」
「あら、綺麗なヒマワリで戦なんて嫌ね」

 梅雨明けて 悦ぶ花の 虫戦
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by tabigarasu-iso | 2015-07-21 09:30 | 随筆 | Comments(0)